Sekime blog~パニック障害のWebライター、アレコレ語る~

パニック障害もちのフリーWebライターです。仕事のこと、健康と病気のこと、日々のこまごまとしたことや趣味を綴っていきます。

パニック障害になっちゃった!? 症状が4つ以上あてはまる人は要注意!

 

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パニック障害は100人に1人の割合でなる、わりとメジャーな病気です。

最近は芸能界で活躍している方が「実はパニック障害なんです」と公開することが増え、一般的な認知度が高くなってきましたね。

 これはパニック障害を持つ人々にとっては、大変嬉しいことです

 

なぜならやはり、人気と知名度がある方が公表されることで、どんな病気かと興味を持って調べる方が増えるからですね。

 

現在ではどちらかと言うと脳障害であると判断されつつありますが、症状に効果があるのは抗うつ剤ですし、診断されるのは心療内科や精神科です。

そのため、偏見や誤解も多々あります

病気になったことを隠す方が多いのは、この偏見や誤解を恐れているためであると考えられます。

 

周囲の人の理解を得られず「仕事に行けないなんてただのワガママでしょ」とか「頑張りが足りない」などと言われる方も多いようです。

そんなことを言う方に限って、どんな病気なのかの内容をちっとも知らないことが多いですね。

ですので有名人が公表することで、知る機会をもってほしいのです。

 

では実際にパニック障害ではどんな症状が起こるでしょうか?

大切な方や周囲の方がパニック障害になってしまったけれどどんな病気かわからないと思っている方、もしかしたら自分も…と思っている方は、参考にしてください。

 

目次

 

*パニック障害の症状とは? 4つ以上チェックがつけば病院へ!

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 パニック障害とは、ちょっとした刺激で不安や恐怖に襲われパニック発作を起こしてしまい、発作が不安で日常生活に影響が出る病気です。

不安や恐怖があまりにも強いために「このまま死んでしまうのではないか」と考え、体に大きな影響が出てしまいます。

 

何が不安や恐怖の対象となるかは人によって違いますが、以下が一般的な症状です。

  • 動悸や心拍数の増加
  • 発汗
  • 全身の震え
  • 息切れ感や息苦しさ
  • 胸痛や不快感
  • 吐き気や腹部の不快感
  • 悪寒や熱感
  • めまい
  • 現実喪失感
  • コントロールが出来ない、もしくは気が狂うかもしれないという恐怖
  • 死ぬことへの恐怖

 この内4つ以上を感じることがあれば、病院でパニック障害だと診断されます。

 

全部を感じる人もいますし、いくつかだけの人もいます。

私の場合は発汗と吐き気以外の全部ですね。

何であっても嫌だし不快ですが、なんつったってめまい以下の全部は地獄です。

 

症状で強烈なのが、現実喪失感でしょうかね。

乖離(かいり)状態といいますが、「自分」が肉体からす~っと離れて、ちょっと離れたところから見ているような感覚です。

人と話していたり、歩いていたりするときに急にそのような状態になると、「自分」は二度とあの体に戻れないのではないか?! と非常な恐怖が襲います。

 

今話しているのは紛れもなく自分、私なのですが、他人が話しているように感じるんですよね。

まるで他人事のように「話している自分」を認識しています。

ココロとカラダが分離した、そう感じたものでした。

 

そして、多くのパニック障がい者が苦しむのは「広場恐怖」です。

次で説明しますね。

 

*困難到来! パニック障害の3大症状と広場恐怖症について

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人が多いところがダメです

 パニック障害の3大症状と呼ばれるのは、次の3つです。

  • パニック発作・・・動悸や窒息感、震えやめまいに襲われる。10分程度で治まる
  • 予期不安・・・また発作が起こるかもという不安。心がざわざわするなどと表現される
  • 広場恐怖・・・人が多い場所・公共機関・混雑・狭い場所・高い場所などを苦手とし、以前発作が起こった場所に行けなくなる

パニック発作が起きることで、私はどうなってしまったんだ!? と大混乱に陥り、病院へ行くのが一般的なコースでしょうね。

パニック発作はちょっとした不安や刺激がもとになり、急激に血圧が上がって眩暈・動悸・発汗・震えなどが同時多発的に起こり、自分がコントロールできなくなって動けなく発作症状です。

 

そして予期不安は、パニック発作が起きるのではないかと情緒不安定になること。心が落ち着かずに精神がざわざわし、居ても立ってもいられない状態になります。

ここで頓服を飲めば発作を抑えることも可能ですので、基本的には頓服の抗不安剤を持ち歩くことがおすすめ。

 

 最後は広場恐怖症ですね。パニック障害を持つ方の8割が発症すると言われる恐怖症の一種です。

発作や予期不安ももちろん困るのですが、社会参加を大きく阻むものがこの広場恐怖。

広場恐怖についての記事は、別に詳しく書きました。以下をご覧ください。

 

行動範囲がどんどん狭まる! 広場恐怖はなぜ起こる?

どうして広場恐怖が起こるのでしょうか。

それは、以前パニック発作を起こしたような状況を脳が覚えているため、似たようなシチュエーションに遭遇すると「発作が起こるかもしれない」と考えるから。

発作が起こると、完全に自我のコントロール能力を失ってしまいます。それは動物としてとても恐ろしいことですよね。何かが起きても自分では対処できない=死に直結する、わけです。

つまり、パニック発作を怖がるあまりに行動範囲が著しく狭くなってしまうのですね。

 

広場恐怖は「広場」が怖いわけではなく、公共の場所など不特定多数の人が多く集まるような場所に行くと沸き起こる恐怖心を指します

 

たとえば、「すぐに逃げられない場所」や「発作が起こったら恥ずかしいと思う場所」、そして「誰にも助けてもらえないだろうと思う場所」。

 

具体的には銀行や病院、学校、市役所などの公的な施設、美容院や観光施設などの閉所もしくは高所(つまり、高層ホテルやビルもダメ)に不安を感じる方が多いです。

公共機関も無理ですね。

特に急行や特急などに乗ってしまうと、怖くなっても途中で降りることができず「逃げる」ことができません。

そのため不安が強くでますので、多くのパニック障害の方は各駅停車を好みます。

 

以前は行くことができたお店に入れない、何とも思わなかった電車が怖い、リッチな気分になれていたホテルの高層階の部屋には泊まれないってことになっていきます。

 

このように患者の世界をあっという間に縮めてしまうのが、広場恐怖です。

 

広場恐怖をこじらせると単独で外出できなくなる

私は現在、ほぼパニック発作は起きていません。

自宅で仕事もできているため割合幸せに生きてますが、単独で外出できないのはこの広場恐怖のせいです。

 

電車が怖い(仕事に行けない)

バスが怖い(買い物にも行けない)

美容院で座っていられない(特にシャンプーのときが怖い)

銀行で順番を待てない(横断歩道を待つのも苦痛)

プールの更衣室には2分もいられない(外が全く見えない上に裸になる)

大勢の人がいる場所には行けない(ここで発作が起きたらどうしよう)

だけど誰もいない場所にも恐怖がある(同上)

 

そんな状態です。めちゃくちゃ困ります、これ。

 

私が発症したのは子供がまだ二人とも保育園児だったときなので、母である私が原因でプールや海へ家族で泳ぎにいけない、というのは本当に悲しかったです。

苦手な対象は人によって変わり、飛行機はダメだけどバスならOKという人もいれば、乗り物は全部無理という方もいます。

 

現在の私は、病気を知っており万が一のときはすぐに対応してくれる家族が一緒にいることで、抗不安剤(お守りの頓服)がなくとも外出は出来ています。

だけど飛行機には乗れないですね。

1度乗ってしまったら「怖いから降りる!!」てわけにはいかないですからね、飛行機は。

しかも自分がパニックを起こすことで周囲に迷惑をかけてしまう、という事にも不安を覚えます。

自分のせいで飛行機が飛ばなかったらどうしよう…! みたいなことまで考えて、勝手に不安を大きくし、発作を誘発してしまうのです。

 

美容院にももう5年は行ってません。

髪は自分で切って染めています。

最初の数年は面倒くさくて、しばらくは貞子状態でした。

※髪染めの記事です↓

一時、かなり回復して一人でスーパーへ買い物にまで行けるようになった時期もあったのですが、そこからどーんとぶり返しがやってきて、以前より酷い状態になってしまいました…。

※ぶり返しの記事です↓

既にパニック障害になって6年、その後悪化して単独で行動できなくなって3年経ちます。

残念ですが、今では一人で行動できていたころが思い出せなくなりつつあります。

元気なときには、1人で海外も行ってたんですが…仕方ないですね。

 

*項目が複数当てはまる人は注意!

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 パニック障害を持つ人は、見た目はいたって普通です。

不安がないときは普通に会話もできますし、冗談もいえばふざけていたずらをしたりもします。

美味しいものを食べれば美味しいと喜びますし、趣味にも没頭できます。

 

だけど突如不安に襲われた結果、いきなり震えだしたり何かに怯えてその場から逃げ出したり過呼吸になったりします。

本人はそのとき、死ぬかもしれないと思うほどの激しく壮絶な不安と恐怖に襲われているので本気で怯えているのですね。

ですから見ている人も「あ、これはマジのやつだ! ヤバイ!」と感じてとても焦ります。

 

しかし実際には体はどこも悪くありませんので、10分ほど我慢すれば発作が終わって元に戻ります。

ただし、そのときのこと(恐怖や不安、自分が人からみてどんな状態だったか)を忘れることができず、行動範囲が狭まってしまうのです。

 

慢性化してしまうと、改善が難しいケースが多いです。

特にうつ病などを併発してしまうと、治療はよく複雑になり期間も長引きます。

前出した症状の項目に4つ以上当てはまった方は、まずは心療内科か精神科を受診してください。

早めに対処すればパニック障害は1年以内にほぼ治ると言われています。

カウンセリングや投薬、行動療法の開始など、早めの対応がのちの自分を幸せにしますよ。

 

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