風はまだ涼しいけれど、太陽の光は確実に夏に向かってるな~と思うくらいに暑くなりつつある5月の末。
私はいつも、毎年、この時期になると悩むことがあります。
それは父の日。
我が家には夫の父と実の父の2人が存命ですので、毎年この時期には父の日の手配をします。だけどねえ…。
お父さんたちって、贈り物しにくいのよ!
好きなものは実の父ならわかりますよ。この年まで娘をしてますし、私は父っ子だったうえに現在はパニック障害のためできない子どもの行事など、父や母に代わってもらってますので濃い付き合いがあります。
日常会話から、「あ、そんな悩みがあるのか」とか「今はこれが好きなんだな」ということはわかります。だけど義理の父となると…そうもいきませんよね。
両方の実家は隣にある大阪府ですので、コロナ騒動が起きるまでは夫の実家にも毎月1日は顔を見せにいってました。でもまだよくわからないわ~、義父さんの好きなもの!
大体男性は好きなもの、欲しいものがあれば自分でさっさと買ってしまいますし、照れからかなんなのかお礼もそこそこで済ましてしまうので、送りがいがない。
母の日のように「とりあえずカーネーションとか、何か花」という基本のプレゼントもありませんので、毎年悩むんです(それに母親たちは何を贈っても必ずとても喜んでくれます)。
父親まとめて同じものを贈りたいけれど(差別がなくていいと思うので)、我が父は酒飲みで田舎の漁師町出身ですが、義父は下戸で生まれも育ちも大阪の都会、という全然違う属性なんです。
う~ん・・・困った。
今日はライティングもなかったので、とりあえずアマゾンと楽天とヤフーショッピングでそれぞれ「父の日ギフト」で検索してみましたが、まあ、同じようなものばかりですよね。そりゃあね。
困った。
このコロナ騒ぎでステイホームとなり、私はもともと在宅仕事なのでステイホームでしたがこの間まで国民の多くがそうだったので、通販も在庫がなかったり配達に時間がかかったりしてますしね。
酒好きの父はガンを何度かしてますので母から減酒命令が出ている手前、娘としても酒を贈るわけにはいきません。義父は息子である夫に放り投げることはできますが、義母には私が選んだのに義父にはしない、というのも申し訳ない。それに、夫はプレゼントのセンスが壊滅的です(やっぱり完璧な人間はいないのね)。
名入れのもの、珍しいお酒や夏用の帽子、甚平などはすでに今までに贈ってしまってますし、かといってちょっと奇をてらって「夜よく眠れるサプリ」なるものを贈ったときには義父さんには怪訝な顔をされてしまいましたしね(多分使ってくれてない)。
その頃、激務だった義父さんによく眠ってもらおうと思ったのですが、義父はサプリを飲む習慣がなければ信じてもいないようで、困ったらしく。両方でもやもやする結果となりましたし(我が父にいたっては、これより酒の方が効くなどといいやがりました)。
うーん…。日頃からお世話になっている、いや、なりまくっている自覚はあるので、素敵なものを贈りたいとは思っているのですが。そのせいで、悩みは深くなるばかり…。
まあ、悩む内が花と思って、まだしばらくはウィンドーショッピングを楽しむことにします。いざとなったら、最終的には間違いのない「消えもの」つまり、食べ物にすると思いますが…。