Sekime blog~パニック障害のWebライター、アレコレ語る~

パニック障害もちのフリーWebライターです。仕事のこと、健康と病気のこと、日々のこまごまとしたことや趣味を綴っていきます。

パニック障害って面倒くさい…。不安症があると白髪染めも大変!

 

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昨日の夜、半年ぶりに白髪染めをしました~。

来年には40代に突入しますので、さすがに最近はちらほらと白髪が目立ち始めています。

白髪って体質によるところも大きいですよね。

我が家はどうやら遅めの様子。

私の友達は20代後半のときにすでに真っ白になっていた子もいまして、本人曰く家族全員そうだということでした。

遺伝って、大きいんだなあ! とそのときは思ったものです。

 

パニック障害になって面倒くさいことは山ほどありますが、美容院へ行けないというのもその中の1つ。

 

というか、薬がっつり飲んで何とか美容院に行っている方もいるでしょうね。

私はあまり美容にこだわりがありませんので、何が何でもプロの方にやってもらわなければならない!! ってことはありません。

 

髪は自分で切りますし、髪染めも自分でします。

若いころはお金がなくて自分で切ったり染めたりしていました。

しかし現在は、パニック障害によって閉鎖的空間で逃げられない状態(髪を切ったり髪を染めたりする間は、当然動けませんので)が非常に怖いため、全部を自力でやります。

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いつでも逃げられる状態ではないということが、恐怖を生む

それでも3年前の夏に巨大なぶり返しがきて完全に引きこもりになるまでは、何とか美容院へ行っていました。

 

家族以外の他人と話すことは脳に刺激になるうえ緊張状態が続くこともあり、美容院から帰宅したあとは5時間ほど死体化します。

しかし、社会復帰のために! と通っていたのです。

100人に1人いると言われるパニック障害、やはりお客さんにも多いようで、多くの美容院では慣れた方が対応してくれたりするんですよ。

たとえばシャンプーなしのドライカットをして下さったりね。

こちらができるだけ安心して施術を受けられるように、皆さん親切なことが多かったです。

 

だけど今は単独で外出できません。

さらにもう子供も大きいので送迎で外に出る必要がなく、外見を整えたところで誰にも見せないんだわ~と気付いてからは、自分でやっています。

 

さて、そこでこれまた恐怖との戦いです!

 

切るのはいいの。

失敗したって自分の髪だし、どうせ誰にも見せませんので。

外出する希少な機会であるポスティングのバイトや病院の通院、買い物などは帽子をかぶっちゃえば誤魔化しはききますし。

 

染めるのが、問題。

 

染める前から起こるんですよね、例の、「小さな不安」が。

パニックを患っていると小さな不安を瞬時に自分で巨大化させ、不安に押しつぶされる…というのがパターンです

染髪で起こる恐怖といえば、「アレルギー反応が出たらどうしよう」ですね。

 

皆様ご存じの通り、髪を染める薬剤は稀にアナフィラキシーショックを起こします。

アナフィラキシーショックとは、頭皮についた薬剤でアレルギー反応が起こること。

顔などが真っ赤に腫れあがるうえ、気道の粘膜が炎症を起こして膨らみ、呼吸困難に陥ることもあるという恐ろしいものです。

 

痛い&かゆい&熱い&呼吸困難ですよっ!!どんな罰ゲームだ!!

 

まだパニック障害になる前は、その知識はもっていても「自分は大丈夫でしょ」という根拠のない自信があり、パッチテストなんてせずにガンガン染めていました。若かったよねー。

 

しかし今となればその昔に得た知識が恐怖を起こし、以下のようになるんですね。

 

染めている間にアナフィラキシーショックが起こって、呼吸困難になったらどうしよう

染めるためにタンクトップ1枚のほぼ下着姿だし、これで救急車に乗るのは恥ずかしい

そうだ、デパスを飲まなきゃ病院へも行けない! ってか救急車にのっても降りたら一人、一人で病院とか恐怖以外ない

子供らは救急車を呼べるのか? そのあと子供らだけで家に残って大丈夫?

アナフィラキシー症状がでているのに、そもそもデパスって飲んでもいいの?

 

こんな風に考えが転がっては一々不安を呼び起こすわけです。

マジで、パニック障害って面倒くさい。

 

パニック発症前の私は、たとえば他人に裸を見られてもそれが自分の落ち度だった場合は「減るもんじゃなし」と開き直れる性格でした。

救急車に下着姿で乗ったって全然平気だったでしょう。

だって非常事態なわけですしね。

さらにアレルギーショックが起こっているときにはパニックどころじゃないから薬も不要だろう、そもそも病院に行くのだから精神安定剤や睡眠剤はあるわけで、パニクッてて処置ができないとなれば医者が何とかしてくれるはずです。

それらはわかってるのです。

 

わかってても、考えが止められない~。

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いい加減にしろと自分にも突っ込む!

ですから、白髪染めは私にとって一大行事なんです。

やることはたくさ~んありますよ…。

  • しっかりパッチテストを行う
  • 減薬中ですが抗うつ薬のパキシルを服用する(薬で不安が減る)
  • お酒などは前日から抜く(万が一のとき抗不安薬が飲めるようにする)
  • 救急車や実家の親を呼べるように子供には電話番号や話す内容を教える
  • 夫が早めに帰宅できる日の夜にする
  • 家事や翌日の準備を済ませる
  • シャワーの準備もしておく
  • 助けが呼べるようにスマホも近くに置いておく

動悸を激しくさせ不安におののきながら、こんなことをします。

これだけしてようやく、パッチテストでも問題なかった! 夫は帰ってきてくれるから救急車を呼んでも彼も一緒に来てくれる! 子供たちも大丈夫! と染髪する気になるのです。

いやあ、本当に考えるだけで面倒くさいですよね…。

 

もういっそのこと白髪を気にしなけれないいのでは? グレイヘアも流行ってるし? と思うこともあります。

しかし家族以外誰にも見せないとはいえ、毎日鏡の中にうつる自分を見て老化を感じ、くら~くなるのも嫌なんですよね。

シミ・シワ・白髪です。

あと2つはアレルギー反応をさほど心配せず対処できるけど、白髪だけはそうもいかない…。

 

いえ、実際には白髪染めシャンプーなどもありますので、色々と試してみるべきなのでしょう。

しかし黒染めシャンプーって、効果がないか、高いか、ですよね…。

基本的にケチな私は恐怖と家計負担を考えて恐怖を取ってしまいました。

これは自業自得といえば、そうですね。

白髪染めしないでおこうと決めればできるけど、敢えてその手はとらないのであれば。

 

そんなこんなで昨日、ようやく染めました。

前に染めてから半年ほど経っていたので、白髪は結構な量でしたが、無事に染められて外見上少々若返った次第です。

ちなみにどうせつらい中染めるなら黒でなくて明るくしようと考え、茶髪にしました(私は目つきが悪いので、髪色を明るくすると子供からヤンキーのようだと嫌がられますが。てへ)。

白髪も黒髪も両方綺麗に染められる! って商品ですね。

 

これであと半年はしなくて済むぞ!! やったー!

 

美容院・銀行・病院・学校・すべての公共機関…パニック障害が苦手とする場所は多々あります。

薬で恐怖を封じ込めても、何とかいければ良しとするべきなのかもしれませんが…。

つまり、薬はあるからですよね。

何の対処もできない酷な難病などではなく、対処法がある障害です。

対処すればいい、そうは言われるのですが…薬、やっぱりあまり飲みたくないので。

依存すると離脱症状もつらいし。

パニックが治ったら美容院に堂々といって、シャンプーをたっぷりしてもらい、高級なヘアカットと染髪をしてもらうんだ!

そんでキラキラと輝いて、一人で電車で大阪に出てウィンドーショッピングをしたり、友達と待ち合わせてランチや映画を観たりするんだ!!

今からそう決めています。

本当40代に入ったら、もうちょっとマシになってくれないかなあ~…。

 

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