Sekime blog~パニック障がいのWebライター、アレコレ語る~

パニック障がいもちのフリーWebライター&イラストレーター。おすすめの商品や仕事・趣味・訪問先などについて語ります。当ブログはアフィリエイト活動や商品の提供を受けてのPRを行っています。

ライティング納品後の修正依頼! 言い訳無用とわかっていても言い訳したくなった150文字のこと

 

f:id:sekimeitiko:20210523165952j:plain
フリーライターとして月10~12万円ほど稼いでいる私。

依頼によっては、やはり文章の修正依頼がやってきます。

 

クライアント様が望むものを提出できない場合、修正依頼が来るのは当然です。

こちらが悪いとはっきりわかっている修正、先方の視点を誤解してのミス、単純な自分の文章レベルの低さが原因であれば、ささっと直して納品しなおすのがライターのつとめです。

 

しかし、中にはやたらと尊大な態度でえらそうに成果物を返却してくる相手もいますよね。

私の経験に限りますが、そういう相手は文字単価もしくは記事単価が安い場合がとても多い。

要はライターを下に見て、舐めている人ですね。まるで仕事をくれてやってるんだぞこっちは、という態度の人もいます。

そういう人が相手の場合、これはどう考えても言いがかりだと思われる修正依頼もありますので、私はサクッとキャンセルします。

これ以上この人相手に時間と労力を使うのは無駄、と判断するんですね。

一応こちらの見解はのべますが、そういう人は往々にしてメッセージでも「こっちは金払ってるんだから、気に入るようになんとかしろ!」という態度です。

そんなことは「まともな料金払ってから言え!」と返してやりたいですが、やり取りするだけ無駄。

作業時間は捨てたことになりますが、そもそも依頼の時点で相手がどういう人が見抜けなかった過去の自分を反省し、なかったことにします。

 

しかし、相手がまともな方の場合、こちらは修正があることに反省し、はいはいと修正にいそしみますよね。

このとき、「確かになあ!」と納得できる修正依頼が多いわけですが、たま~に「いやでもちょっと待って! 違うの! 」と叫びたくなるようなこともあります。

f:id:sekimeitiko:20200510120030j:plain

言い訳したい!!

言いわけしたいんです。

言いわけ。

子供らにはするなとあれほど言っている、言いわけ。

たとえば、私は旅行系ウェブ雑誌の記事もいろいろと書いていますが、最近地方のB級グルメやローカルフードを紹介する記事を書きました。

で、修正がきたんですね。

ある食べ物の概要が違います、と。

 

あれ? と思いました。

リサーチには結構時間をかけていますし、詳しくない土地の知らない食べ物なので、ちゃんと調べたはずです。

先方から参考URLも送られてきたので、それを見つつ文章は修正しました(ほんといいクライアントなんです!)。

が、なぜ自分が間違ったことを書いたのかを知りたくて、最初に記事を書いたときの参考記事を確認。

 

このときリサーチ中に発見した記事は、その土地出身の方で今は東京でご家庭を築いている方が出身地のあれこれについて書いたブログのようなものと、ご当地フードを特集した記事の2つです。

記事の内容によっては一次情報、つまり公的機関や出所がハッキリしている記事・サイトを10記事以上目を通して参考にします。

しかしそのお仕事がグルメ系のカジュアルなブログ記事だったこと、その文章が150文字だったことでいつもよりはリサーチに注力はしませんでした。

結果として、私が参考にした2記事の文章の出どころが同じだと分かりました。

つまり、最初にあった1つの記事を見て書かれた記事が2つあり、その2つを私が参考にしていたわけですね。

通常、検索上位にある記事は10記事くらい目を通すようにしていますが、150文字の文章を書くのにかける時間と手間を考え、今回は2つの記事を参考にしたんです。

そしたら、元が同じだったので情報も同じだったということです。

 

マジか。そんなことあるんか!

f:id:sekimeitiko:20200421124056j:plain

 検索上位にいた他の記事をしっかり見たところ、私が参考にした記事が間違っているとわかりました。

なんでよりによってその2記事を選んだのよー、私ー!!

そしてなんで両方とも検索上位にいるのー?!

しかもどうして間違った情報のままなのよー!!

 

これって言い訳したくなりますよね?

「調べたんですよ!でもそちら出身の方がそう書いてたから!」とかね。でもでもだって発動~!!

 

だけどそんなこと相手には関係ないです。

間違いは間違い。

修正連絡をするときに言い訳をずらずら~っと書きたくなりましたが、奥歯をかみしめ我慢!!

相手からすれば、このくらいのことちゃんと調べろよ! ってなものだと思います。

文章を修正し、「しっかり調査できておらず、申し訳ありません。訂正しました」のみを送信!!

 

うお~っ!!! だってだってそこ出身の人がこれはこういう食べもんだって言ってんやもん! そうなんか~と思うやんか! 他の記事も一応見たけど同じこと書いててんもん! ってか同じ記事を参考に書いてたみたいやからそらそうなんねんけどな! あははははっ!! 泣 これで失った信用はでかいよマジでー!! 小さな情報は適当にかいてもOKて思ってるライターと思われたかもしれん!! アホアホアホうちのアホ~っ!!

 

そんなことを頭の中でわめきながら、しばらく机につっぷしていました…。

頭の中では私が主人公のRPGが進んでいたのに、敵はまったく関係ないそこらへんの沼に嵌って倒れ伏す映像。

修正依頼って地味~にHP削られるんですよね…いや、ほんと。

しかもそれが自分の完全なるミスだったとわかれば…あああああ。

大体はそのあと、仕事はやめて家事にいそしみます。

 

ライティングは依頼主が満足してナンボのお仕事です。

普通の営業職をしていたこともありましたが、そのときに比べれば「顔で笑って心で泣く」レベルははるかに小さい!

なんなら在宅仕事なので、パソコンの前で大声でブーイングしたって、相手に聞かれるわけではありません。

 

そう考えながら、今日もライティング。

下調べ、しっかりやってるつもりでもこんなこともあります。

何千文字のときとは気合の入り方が違うのは仕方ないかもしれませんが、たかが150文字、されど150文字だな、と思いました。

それ以来、どんな小さな情報でも5つ以上のソースは確認するようにしています…。

あーあ。