Sekime blog~Webライターの雑記ブログ~

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青色申告の帳簿付け! 配偶者(家族名義)のクレジットカードを使った経費の処理方法

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会計ソフトって、やっぱりすごいですね!

確定申告の時期になるとそう実感する扶養内フリーライターの私……。

私が最初に「そういえば、これってどうするの?」と思った帳簿付けの疑問は、「配偶者のクレジットカードで支払っている経費」でした。

いろんなサイトややよいへの質問などでわかったことをまとめますね。

 

ちなみに私が契約しているのは、「やよい」シリーズです。

「やよいの青色申告」!!

まだ会計ソフト契約してないよという方はぜひどうぞ。

おすすめです。

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※こちらは弥生会計ソフトについて書いた記事です。よかったらどうぞ。

私のように配偶者の扶養内でフリーランスをしている方の、助けになれば幸いです。

 

*自分以外の名義のクレジットカード使用は経費として認められる?

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便利なクレジットカード

結論:認められる

 

はい、自分の名義ではないクレジットカードで買ったものを経費としても、ちゃんと認められます。

それが仕事に必要である限り、大丈夫です。

 

病気で会社を辞めてから私は主婦ですし、さらにポイ活(ポイント活動)のため、我が家の買い物で使うのは夫のクレジットカードのみ。

1枚に集中するとポイントがたまりやすいという理由から、自分名義のクレジットカードは持っていますが(緊急時用に)普段は使っていません。

主婦に限らず個人事業主の場合、生活と仕事を完璧にわけることは難しいですよね。

たとえば電気代や事務所費、通信費など。

自宅で仕事をしているため、私も家事按分で我が家にかかる電気代や通信費を経費として計上しています。

昼間は私しか家にいませんし、仕事でパソコンを使いますので、電気やプロバイダー代は経費として認められます。

その代金を、我が家の場合は夫のクレジットカードで支払っているんですね。

名義は夫ですし、引き落としがかかるのも夫の銀行口座です。

2021年が初の青色申告で、人生初の複式帳簿をつけなくてはならい私は、自分の口座から引き落とされないと経費にできないの? などと悩んだわけですね。

ですが大丈夫!

ちゃんと経費計上できるとわかりました。


家族名義のクレカでの出費が経費として認められる条件は2つ

自分以外の名義であっても、ちゃんと経費として認められます。

それが仕事に必要であるなら大丈夫というのは先ほども述べました。

ただし、税務署に突っ込まれないようにはしておく必要があります。

以下、条件の2つです。

・クレジットカードの明細や商品のレシートなどを保管しておくこと
・何に使いどう必要なのかの説明ができること

 

事業用の領収書やレシートは保管義務がありますが、同じようにクレジットカード会社から送られてくる明細も保管しておきましょう。

さらに後で明細を見たときに「これは〇〇です」と説明できないと、認められないこともあります。

最低限自分で内容がわかり、他人に説明ができる状態にしておくことが大切です。

明細と共にレシートがあればそれもとっておく、メモに書いて残して置く、そのような作業をしておきましょう。

 

*家族名義のカードで経費支払い! 記帳の仕方は?

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65万円の控除がある青色申告になると複式簿記が必要ですよね。

そこで、え? これってどうやって書くの? と疑問にぶち当たりました。

夫の銀行口座から引き落としされるため、そのまま経費として入力していくと、私の仕事用口座の残高と一致しなくなってしまうのですね。

それでは会計ソフトの画面上で「エラー」状態になります。

真っ赤な文字がパソコン画面で繰り返し点滅……。

なかなかメンタルにくる光景……。

 

では、家族名義のクレジットカードでの経費、勘定科目など記帳はどうすればよいでしょうか?

すごく便利な科目「事業主借」を使いましょう!✨


めちゃ便利な勘定科目「事業主借」

帳簿にある「勘定科目」は、事業収支の具体的な内容をあわらす名前のこと。

実は決まりはなく、自由勝手に科目を作ることができますが、一般的に使われている科目を使った方がわかりやすいですよね。

その勘定科目の中にあるのが、次の2つ。

 

・事業主借(じぎょうぬしかり)・・・プライベートなお金を事業用に使ったときに使用する


・事業主貸(じぎょうぬしかし)・・・事業用のお金をプライベートに使ったときに使用する

 

便利なのは、「プライベートなお金」には夫のお金も含んで良しということ!

プライベートなお金、つまり家計は夫婦で一緒ですね。

そのため、夫の銀行口座でも妻の銀行口座でも家計費としてまとめられます。

私は経費計上する電気代や仕事に必要な本代を、我が家の家計(プライベートなお金)から一時的に借りて払ったという状態にするわけです。

では、実際に記帳してみましょう。

 

こんな風に記帳する!

ex)8月20日、ライティングに必要な参考書籍をAmazonで1,500円で購入し、支払いには夫名義のクレジットカードを使った。

取引日

勘定科目

金額

貸方勘定科目

金額

概要

8月20日

新聞図書費

1,500

事業主借

1,500

参考書籍購入

 こうなります。


やよいの青色申告ではこうする

私が契約している「やよいの青色申告オンライン」にはかんたん取引入力という素敵な機能があります。

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弥生シリーズ公式サイトを見てみる

例とは日付が違いますが、こんな感じで入力すると、仕訳表では自動的に「事業主借」になるという……便利!

難しいことが一切書いていない画面なので、簿記のボの字も知らない私でも大丈夫でした。

だけどこれを理解するのに3時間は使った……。

取引手段をただの「クレジットカード」や「現金」にしてしまうと、事業用のお金をプライベートに貸したということになってしまいますので、「(個人用)」を選んでくださいね。

そして、クレジットカードの明細やレシートなどはきっちりと残しておきましょう。

 

*家族名義のクレジットカードを使った経費を記帳するときには事業主借!

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私の確定申告のための冒険(敢えてこう呼びたい。必ず魔王(確定申告)を倒してスムーズな終了を迎えたい!)はまだ始まったばかり!

ですが2月までの約1か月間で、とにかく漏れがないように、正しく申告ができるように頑張っていく所存です。

 

参考になれば幸いです。

 

*こちらもどうぞ

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