受けていたライティングのお仕事が一気に来て一気に片付いたため、本日はお仕事が何もなくて時間があります。
いつもは8時半から動き出して洗濯ものを干して愛猫の世話をしたらパソコンに向かうところ、その必要がなくて少々呆然…。
というわけで、とりあえず子供にスマホを持たせるときに契約書を交わして約束した「ラインチェック」をすることにしました。
うちには子供が2人いるので、2つのスマホのラインなどをたらら~っと見ていくのですね。
スマホを持たせたのは子供が小6のとき。
14歳になるまでは絶対持たせないとあれほど言っていた母親である私が、夫のスマホの機種変更で訪れたワイモバイルの店舗で「今なら子供さんのスマホ本体が無料です!」というキャンペーンに釣られ、あっさりと許可を出したのが始まりです。
「岩よりも固い」はずの妻の決意が無料(タダ)という条件を前に一瞬で崩れたのを見た夫は愕然としておりましたが、まあいいんじゃない、という意見。
そんなこんなでうちのチビともは2人ともスマホを持つのが小6の4月と決定しました。
上の子は喜んでましたけどね、ずっとスマホを欲しがっていましたので。
その後、とりあえずネットで拾ってきたスマホ契約書を我が家バージョンに書き換えて使用。
あくまでもスマホは父のものを貸しているというスタンスであることをくどいほどに伝え、それ故に君たちにはほぼ自由がないということも伝えて、書面に自署させ契約を締結。
その際「父と母はいつでも好きなときに君たちのラインをチェックできるし、これはダメと思ったら友達との会話でも乱入して指導する」ということも取り決めていました。
持たせて3年、最初の年こそやはりいろいろありましたが、本当に父母がラインを確認してときには乱入すること(子供の友達が誰かの悪口を書き込んだら、やめなさいと乱入して説教する)を身をもって知った子供らは、かなり気を付けて使っています。
当然自撮りも禁止。
もし自撮りしたのが母にバレたら即没収。
友達と写るのも、その子が誰かに写真を送ることは止められないんだよと言い聞かせて慎重になるように伝え、今のところは守っているようです。
ラインでつながるのは実の友達だけとし「うちは全部親がチェックしているから、皆が書き込むのも見られてるからね」と先に相手に伝えることも守っている様子。
よしよし。これは高校生まで続きます。
高校生になるころにはスマホ歴も4年経過しているので、もうスマホそのものに興奮せずに使えるだろうし、プライバシーの比重を大きくしなければならないだろうと思うからですね。
まあ、子供の態度によって最終的には決めますが。
長くなりましたが、それで、今朝。
仕事がないために暇な私は、久しぶりに上の子のラインチェックをしました。
すると娘の小学校からの友達である男の子が、我が子の学校での評価(同級生からの)が下がっているから気をつけろと注意を書き込んでいたんですね。
うん? どういうことだ?"(-""-)"
当然、心配になります。
最近の子供らの書き込みはまるでかつての2chのようで言葉や流れが意味不明なものが多い。
しかし何とか解読したところによると、娘が最近学校で一緒にいる人物の評判が良くなく、その子と一緒にいるがために娘の周囲からの評価が下がっている、ということみたいでした。
その情報をくれた子は「だからちょっとあいつには気を付けて」と書いて終わっていましたが、親である私はビックリΣ(゚Д゚)。
うわー、そうなの? うわー、ってかどんな子と一緒にいるの、あんた!
しばらく無駄にその場をうろうろ。
ラインの会話を見たときは、娘が学校から帰ってきたらどういう状況かを聞こう、と思っていました。
だけど今は本人がいなくて聞けないので、とりあえずスマホを閉じ、落ち着くためにお茶を入れに台所へ。
そこで発見した、えびせん。
お祭りの屋台とかで売っている、大きなやつですよ。
えびせんね。
ソースとかかけて食べるやつ。
金曜日に買って家族でおやつとして食べて、最後の1枚が残っているのが目に入りました。
袋を開けちゃっているんで、早めに食べないと湿気てしまう。そして今日は、大雨の日。すぐに食べねば。
そう思って作りました。
えびせん、卵のせ、ソース&マヨネーズに天かすと削り粉!!
ソース類を増し増しにしたうえに卵が半熟で垂れ落ちるので、台所でシンク前に突っ立って食べる必要があります。
すっごく味が濃くて体には悪そうだけど、めちゃ美味しい。
しばらく黙ってえびせんを食べることに専念。
その間に、子供の人間関係に口を出すか悩みました。
中学生といえば、思春期真っただ中。つまりとても面倒くさい時期です。
だけど親離れの時期でもあるし、あまり親が口を出しすぎるのはどうかと思う。
実際私だって、中学・高校で今まで友達にはいなかったタイプの人達と付き合いが始まり、世界が広がったこともありました。
今まで自分が楽しく遊んだ相手の全員が親に気に入られるかといえば、絶対そうではなかったはず。
だけど自分は楽しんだし、新しい価値観も学べて経験値をつめたと言えます。
さらに言えば、周囲の同級生も全員面倒くさい中学生。
ちょっとした好き嫌いで非常に残酷に他人を排除することもある年齢。
子供の残酷さに実行力が伴う危険といえば危険な年代だから、周囲の同級生(おそらく複数)の意見を聞いて特定の子と付き合いをやめろ、というのは間違っていると思う。
それにうちの子供はかなり慎重な性格のようで、同性・異性を問わず浅く広くをモットーに人付き合いをしている感じ(決まった子とばかり遊ばず、部活、クラス、登下校と別の友達がいる。週末に遊ぶ相手も毎回同じ相手ではない)。
本人に聞いていないのでまだわからないけれど、多分、その問題の相手とやらも浅く付き合っている内の一人なのだと思う。
であれば、特段心配する必要はないような気がする。
うーん。
だけどもちろん、個人の好き嫌いとは別に「あいつはマジでヤバイ」という子がいるのも事実ですよね。
周囲の子が本気で我が子を心配してくれているのであれば、それは無視してはいけない…。
黙々とそんなことを考えながら、黙々とえびせんを食べました。
えびせんはめっちゃ美味しかったです!
作ってよかった、時間潰しになったうえ、口の中から幸せになれました。
子供の交友関係に口をだすべきではないと考える理由
・世の中にはいろんな人がいるという経験値をつめる
・子離れのため、子供を信用して見守るだけにすべき
・一部の同級生から子供の評価が下がったところで、実害がなければ問題ない
・恐らく、多くの友達のうちの一人であり、他にも付き合いがある子が多数いる
子供の交友関係に口をだすべきと考える理由
・本当にやっかいな相手であった場合、悪い影響を受ける可能性大
・他の友達を失う可能性もある
うーん、列挙してみると、現時点では口を出さないべきに旗が上がります…。
最も困る「本当にやっかいな相手であった場合、悪い影響を受ける可能性大」については、我が子は絶対大丈夫!! などと断言はできないため、ここはやはり真剣にならざるを得ない。
基本的に私は、自分の子を信用していません。
だって私の子なので。
今までの自分がやらかしてきたことや黒歴史を考えると、たまたま私は悪い方向へいかずに普通に育っただけで、それはラッキーだったのだと思っています。
誰でも、悪くなる可能性はある。
というわけで、相手がどんな子であるかによる、が最も大事なところですね。
我が家の子供は親がラインをチェックすることを、嫌っちゅーほどわかっています。
なので、一連の会話も見られるとは思っているはず。
「問題のあの子」については注意をくれた友達も名前をぼかしていたためわかりませんが、とにかくこれについて、大丈夫な状況なのかは聞こうかなと思いました。
どういう感じの子なのかだけは聞き、「周囲の評価なんて無視したれ。自分がいいと思う子と友達になればいい」というか、「それはちょっと心配だから、他の友達との付き合いも継続してあまり深く突き合わない方がよい」というかを決めます。
よし、そうしよう。
とにかくえびせんは美味しかったです。
あとは、お仕事の依頼がくれば嬉しいんですが…。
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2021年9月追記
後日談です。
この日、帰宅した娘に上記のことを聞くと、相手は0歳のときからの幼馴染の女の子とわかりました。
その子の性格や親御さんのことは私もよく知っています。
小学校に入ったあたりから少々荒れだし、子供たちが「メンヘラ」と呼ぶ状態になっていることも知っている子でした。
娘は「大丈夫、わかってる。幼馴染だから、話しかけられたら普通に相手してるだけ。深入りはしない」と言っていたので、それ以上関与するのはやめておきました。
とりあえず相手がわかってこちらも一安心です。
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