フリーライター関目いちこ、アレコレ語る。

パニック障害もちのフリーライターです。仕事のこと、健康と病気のこと、日々のこまごまとしたことや趣味を綴っていきます。

ライティングで文章構成はどうする?メソッドにあてはめて書けば構成の悩みは解決!

 

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まず何からしていいかわからない!というときは?

ライターとしてお仕事を請け負ったとき、構成から担当するものと文章だけ書けばいいものとがありますよね。しかし、文字単価・記事単価が大きいものはほぼすべてを自分でやる依頼。そのためには、文章の構成能力が必要です。

 

しかし、これって学校教育では習いません。いわゆる「起承転結」では難しいため、自分で何とかしなくてはならないのです。仕事をこなし修正を受け、経験を重ねて自力で学んでいく方もいますが、多くのライターはまずは構成メソッドを活用して書いていきます。

 

今回は、その構成メソッドについて紹介しますね。構成の立て方がわからんっ!!と頭を抱えるライティング初心者の方に、読んでいただきたい内容です。

目次

 


*ライティングは構成が大切!だけどそれが難しい…

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WEBライターが受ける仕事では、文字単価が高いものほど「構成」から書き手の担当になることが多いですよね。クライアント様からはキーワードとコンセプトや方向性だけを頂き、あとはライターに任せるというやり方です。

 

ここで、「えっ!?一体何を先にすればいいの?」とフリーズしてしまう方は、おそらくまだ構成についてあまり知識がないだろうと思われます。

 

人から読んでもらい、理解を深めてもらい、途中でページを閉じないようにしてもらうには、構成が大切。開いたページを最後まで読んでもらって初めて、私たちライターは文章を書いた意味がでてきます。

 

だけどそもそも構成が、難しいのですよね。私も最初は検索上位にある10サイトをとにかく読み込み、必要と思われるものをパッチワークのようにあてはめて作ったりしていましたが、それでは時間がかかって効率が悪くなります。

 

そのため、文章作成に慣れるまでは次で紹介する5つの文章構成メソッドを活用することがおすすめ。あてはめれば立派な構成が出来上がるので、とても楽ですよ!

 

*構成にはメソッドがある!5つの方法

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昔からいろんな方が研究し、こうすればいいんじゃないか、ああすればいいんじゃないかと知恵を絞って下さった結果、現代には以下5つのメソッドが確立しています。有難いことですよね!イエーイ!!ぜひ活用させてもらいましょう。以下、5つのメソッドです。

 

・SDS法
・PREP法
・CREMAの法則
・AIDMAの法則
・PASONAの法則

 

それぞれの法則は、「売りたい」「回答したい」「集客したい」などの目的にあわせて使い分けることが正しいのですが、初心者の方はとにかく書くことが大切。悩む前に公式にあてはめて文章を書いていきましょう。では、順番に紹介していきます。

 

・SDS法

最もシンプルな方法。これを使えば、「言いたいことが伝わらない」という最悪の事態は間違いなく回避できます。

 

SはSummary(概要)・・・記事の要約
DはDetails(詳細)・・・概要の詳しい内容を、メリットやデメリットを加えて具体的に説明
SはSummary(概要)・・・まとめ。再び文章の内容を端的に述べる。根拠も記載すればなお良し

 

SDS法では、文のはじめと終わりに言いたいことを繰り返します。そうすれば、結論を読む人に強く印象付けられます。テレビのニュースなどでも活用されている形ですね。

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例:「Aは体の健康にとって非常に重要だ(要約)。なぜなら、Aは〇〇や××の効果があるからだ(詳細)。よって、Aは人の健康にとって重要である(まとめ)

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・PREP法

続いてPREP法。SDS法よりさらに詳細に内容を説明できる方法です。会社でのプレゼンや、ビジネスライティングはほとんどこれでしょう。SEOライティングでも多いですよ。

 

PはPoint(結論・要点)・・・文章全体の結論をシンプルに伝える
RはReason(理由)・・・結論に至った理由。メリットやデメリットを添えると読みやすい
EはExample(事例・具体例)・・・読者に内容を信頼してもらうため、理由をより詳細に説明する。事例や具体例、公的な資料をつける
PはPoint(結論)・・・文章全体のまとめになる結論。再度主張を行い、読者に納得、理解、信頼してもらう

 

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例:「Aは体の健康にとって非常に重要なので、毎日摂取した方が良い(結論)。なぜなら、人間の体には〇〇がこの程度必要で、それは体の中で作り出すことはできないからである(理由)。実際に厚生労働省が公開しているデータでは、〇〇が不足している集団は以下のような病気にかかりやすいと出ている(事例・具体例)。つまり、健康でいるためにはAを毎日摂取した方がよい。飽きずに手軽に摂取するには、この商品がおすすめだ(結論)

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・CREMAの法則

アフィリエイトなどをしている方が多く活用しているのが、クレマの法則。比較的短い文章(1000文字~3000文字程度)で読む人の行動を促進する構成です。SEO対策記事も、多いですね。

 

CはConclusion(結論)・・・最初に結論を述べる。読む人は文章の趣旨を理解しやすくなる
RはReason(理由)・・・結論に至った理由を述べる。メリットやデメリットもここで伝える
EはEvidence(証拠)・・・理由の根拠を述べる。内容に信頼性が生まれる
MはMethod(手段)・・・どうすれば最初の結論を達成できるのか、手段を明確にする。読む人が簡単に実践できるものを書けばなお良し
AはAction(行動)・・・実際の行動を促す

 

証拠は、公的な数値やデータ以外にもインフルエンサーの意見や商品の口コミ、専門家の意見などがありますよ。商品の購入が最終的な目的であれば、実際の口コミなどを書くことで読む人は納得しやすくなります。

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例:「健康に良いAを購入するなら〇〇店がおすすめだ(結論)。なぜなら〇〇店にはこのような購入者特典がある(理由)。実際に〇〇店でAを購入した人の口コミを数点(証拠)。〇〇店では、来店して購入する方法の他にインターネットでの販売もある(手段)。今はキャンペーン中で割引があるが残り期限が少ないので、すぐに購入しよう(行動)

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・AIDMAの法則

AIDMAの法則は、消費者が商品の存在を知ってから購入するまでの5つの段階に合わせた構成方法。消費者心理にあわせた理論なので、主にマーケティングに活用されています。美容商品のアフィリエイトなどでもよく見かけますね。

 

AはAttention(注意)・・・最初に商品を紹介し、読む人の好奇心をあおって注意を引く
IはInterest(関心、興味)・・・どういう商品なのか、どんな悩みを解決できるかなどを述べる
DはDesire(欲求)・・・「購入したい」と読む人に思わせる段階。購入で悩みが解決した状態をイメージさせる
MはMemory(記憶)・・・「欲しい」という欲求を再び思い出させる。読む人が持つ悩みを具体的に解決する提案をするなど
AはAction(行動)・・・商品を購入するためのフォームの設置など。消費者の消費行動を促す

 

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例:「毎日1粒飲むだけで健康になれるサプリAがある(注意)。Aは小粒で飲みやすく、アレルギーにも対応している。持ち運びやすく、外見もおしゃれだ(関心、興味)。××の症状を抑え、毎日をすっきりした気分で迎えられる(欲求)。なんだかやる気がでない、体がだるいと思っていたよね?そんなときこそAを飲むべきだ(記憶)今ならキャンペーン実施中。ここをすぐにクリック!(行動)

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・PASONAの法則

PASONAの法則も、ものやサービスを売るための文章公式ですね。LPやサービスページを書くときなどによく使われています。

 

PはProblem(問題)・・・最初に読む人の悩みを明確にする。読む人も気付いていない潜在的な悩みを掘り下げていく
AはAffinity(親近感)・・・自分は敵ではなく、味方であること、あなたの悩みを解決したいと思っていることを伝える
SはSolution(解決策)・・・共感した後に、具体的に悩みを解決できる方法を紹介する。データや数値などを使うとより効果的
OはOffer(提案)・・・悩みを解決できる商品について紹介する。価格、効果、口コミなどを具体的に示し、読む人に納得してもらう
NはNarrowing Down(絞込)・・・見込み客を絞り込む。「10名限定」や「明日までのキャンペーン」などを使い、購入意欲を沸かせる
AはAction(行動)・・・今すぐ商品を購入すべき理由を述べる

 

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例:「最近眩暈や原因がわからない体の不調に悩まされていないか?もしかしたら、Aの不足かもしれない(問題)。満員の通勤電車で不調になったり、大切なプレゼン前に眩暈がしたりすると困るよね(親近感)。毎日1粒飲むだけで健康になれるサプリAがある(解決策)。Aは小粒で飲みやすく、アレルギーにも対応している。持ち運びやすく、外見もおしゃれだ(提案)。今ならキャンペーン実施中(絞り込み)。もうすぐ定員に達するから、ここをすぐにクリック!(行動)

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・関目が使っているのはCREMAの法則

はい、上で紹介した5つはどれも魅力的な公式、方法ですよね。

 

私はここ1年、ライティングのお仕事では「CREMAの法則」を使っています。ブログ記事を担当することが多く、結論ファースト!を望むクライアント様が多かったからですね。ですが、美容商品の購買促進依頼などのときにはPASONAの法則を使うこともありました。しかし、これはまあ個人的性質の話になりますが、私はどうしても「共感」の部分に力を入れすぎる傾向があり、文字数が増えてしまいがちでしたね。というわけで、ここ最近はもっぱらCREMAの法則です。

 

結論→理由→証拠はたまに飛ばして手段→行動、というわかりやすい構図です。

 

5つの構成方法はそれぞれに特徴があるのですが、慣れるまでは1つお気に入りを見つけ、何度も書いて練習することがおすすめですよ。私も本当ならブログでもこの公式を使えばいいのですが、自分のブログはかなりラフにやっております…。お仕事では公式を使って数々のチェックをし、しっかりと書くのですが…。そこは、反省すべきところですね。

 

*使う構成方法を決めたらタイトルや見出しを作っていく

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たとえばCREMAの法則を使うとしましょう。パソコンでメモ帳やグーグルドキュメントなどお好きなものを開き、その構成をメモします。そしてそこに、キーワードで調べて出てきた上位10くらいまでのサイトを確認して、見出しを決めていきましょう。

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たとえば…

H2(大見出し)Aは健康によい!手軽に摂取できるのは〇〇!→結論

H2(大見出し)〇〇はどういうサプリ?特徴や詳細など→理由

H3(中見出し)強みは××の点

H2(大見出し)Aが不足すると体はどうなる?→証拠

H3(中見出し)Aの効果3つ

H4(小見出し)効果①・・・

H2:〇〇はネット通販がおすすめ!→手段

H2:今がチャンス!〇〇でAを手軽に摂取しよう!→行動

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こんな感じでしょうか。こうすれば、さほど頭を悩ませることなくサクサクと構成が出来上がります。慣れれば、10分もかからずに構成を作れるようになりますよ。勿論中身によってあとで見出しが変化することもありますが、方向性を決めておけば楽に文章が書けます。


*個性を抑えて再現性を目指す

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SEOライターは特に言えることですが、文章に個性を出してはいけません。誰にでも読みやすく、再現性のある文章の方が、クライアント様も読む人もわかりやすくて喜びます。記事にライター名が記載されるようなお仕事は別かもしれませんが、一般的なSEO対策記事を依頼されて書く場合、個性は出さず、再現性を意識して書くと修正も少なくて済むでしょう。そのためには構成も公式にあてはめて書くと簡単で便利。

 

私もまだまだ勉強中ですが、ライター初心者の方、ぜひ使ってみてくださいね。とりあえず構成で悩んでしまい、文字がちっともかけない、という事態は避けられますよ。参考になれば幸いです。

 

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