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仕事を予定通りにしたご褒美に映画をみようと思ったのです。
まあそれはいつものことですが。
スカッとしたかったのでアクション系を選ぼうとしたのですが、サスペンスでもいいなあと思い、邦題とAmazonPrimevideoのあらすじを読んで決定したのが2018年のアメリカ・イギリス合同映画である「インビジブル~暗殺の旋律を弾く女」。
VODはAmazonPrimevideoです。
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マンションの上の階に住む女性が飛び降りたことから事件が始まります。
その事故を目撃したのは彼女の恋人で殺し屋のマークと、階下に住む盲目の女ピアニストだけ。
マークは彼女が事故の何を知っているのかを探るため監視を始めますが、彼女はさまざまな組織に狙われていて……というあらすじです。
禁酒日だったのでノンアルコールを用意して観ましたよ、101分!
これからはネタバレしまくりで感想を書いていきまーす。
最後まで観た感想としては、「うーん、スカッとしない……」でした。
まあアクションコメディとかではなくサスペンスだし、ボスニア紛争を絡めた映画のため明るさはほぼ皆無です。
それはいいんです。
でも復讐の話のはずなのよ、これはーっ!!
復讐してねえじゃねえかよっ!!( ゚Д゚)
主演のナタリー・ドーマーさんは好きな女優さんですよ。
ええ。
このかた、アメリカドラマのシャーロック・ホームズ「エレメンタリー」に女性版モリアーティーとして出ていました!
ドラマ「エレメンタリー」の記事はこちらからどうぞ。
美人だし演技はうまいし、惜しみなく裸体を見せる度胸もあって本当に好きな女優さんです(*^-^*)
彼女は脚本も担当したそうなのですが……個人的には素晴らしい映画とは思いませんでした。
演技はよかった。
でも気になるところが多々あって、話になかなか集中できなかったというところでしょうか。
まずは感想から。
・クソオブクソオブクソ男が出てきて気分が悪い
・主人公があまりに弱すぎるのに無計画すぎてビビる
・詳細を省略しすぎてわからなかった箇所がいくつかある
・構想は悪くないので最後まで止めずに観られる
・女性がみんな美人で嬉しい
そして以下、映画を観ながら感じた疑問。
・主人公のソフィーはピアニストで部屋に巨大なグランドピアノがあるのに防音も何もされてない(絶対他の住民とトラブル起こる
・盲目なのに地下鉄でイヤフォンつけて音楽聞いてる(現実感ゼロ
・ピアニストなのに手に怪我しまくる
・邦題がおかしい(インビジブルは透明って意味だけど主人公は盲目なだけ
・ベロニクがソフィーにUSBを渡した理由がない
・マーク兄弟の立ち位置が最後まで不明
・サービスシーンでこれでもかとみせたソフィーの体に入った入れ墨の説明皆無
ナタリー・ドーマーさんの演技はうまいのでちゃんと盲目の女性に思えましたが、その割に外出時の髪型や化粧が完璧なんですよね。
ということは、この人実際は見えてんじゃないの? って何回か思いました。
ボスニアで平和に暮らしていた幼少期、セルビア軍人に押し入られて家族を惨殺、一人生き延びた女の子が家族の復讐のためにラディチという悪党を狙うというのが主軸です。
しかし、24年間も復讐を企んでいてそのために盲目のふりをしていたわりには、「本当に殺す気あるの?」って感じなんですよ。
毒薬に失敗し、ナイフを突きつけてもさせず、最後の乱闘ではあからさまに形勢不利でバタバタしてるだけ。
君は本当に復讐を企んでいたのかっ!?( ゚Д゚)
って揺さぶりたくなるお粗末さでした……。
やっぱり目は見えていたんですよね。
クソ男のラディチ好みである「盲目の女性」のふりが完璧にできるのは素晴らしいのですが、それよりは格闘技や暗殺術でも学んでいたほうがよかったのでは? て思いました。
私ならそうする。
だって相手はヨーロッパで知れ渡る悪党のボスで、しかも元軍人だよ??
柔道・合気道・空手・マーシャルアーツ・ムエタイのすべてができてやっと戦える相手じゃない?
なのに彼女は戦闘能力ゼロのピアニストで盲目(を演じている)の女性だよ?
きっとこの人、見えてる。
そう思ってからは、最後に見えてることを敵にばらして殺し、復讐を遂げるのかと思ってました。
見えないはずの目が見えてるってことは巨大な凶器になりますよね。
だけどそうならなかった~💦
謎は徐々にとけていき、背景もだんだんわかってくる流れは良かったんですよ。
飽きることなく最後まで観れますし。
でもサービスシーンは正直不要だったし、説明が足りないよっ! って箇所が多くて不満顔のまま最後までいきましたね。
邦題。ダメですよ~「目に見えない・不可視」なんて名前にしちゃー!
原題の「In Darkness」はいいと思います。
盲目故の暗闇の中にいるはずなのですから。
でも目が見えないのであって、彼女が見えないわけではないですよ、全然。
登場人物全員濃いキャラでしたぜっ!
しかもAmazonPrimevideoのキャッチャー画像、ソフィーが銃を構えてる絵柄なんです。
それを見て視聴を決めたのに、銃なんて彼女持たねーじゃんっ( ゚Д゚)!!
だって盲目なんだもんっ!
このやろー、アクション系満載のサスペンスだと思ったようっ!💦
というわけで、最終的に敵は倒しても彼女の力ではありませんし、敵が鬼畜野郎すぎて後味が悪い想像をたくさんしてしまい、つらい映画でした。
ナタリー・ドーマーさんは美しく、ベロニク役のエミリー・ラタコウスキーも安定の美しさでめっちゃ良かったです。
エミリーは先日、「ミスター&ミズスティーラー」で美しさを堪能したばかり( *´艸`)
今回は早めに死んでしまったのですが、やはり奇麗なかたでした!
次は……次こそはっ……スカッとする映画をみるぞ!!
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