2024年8月に、父の故郷でもある高知県へ家族旅行で行ってきました。
その際に、ぜひ参拝してみたかった場所がありました。
海津見神社(わたつみじんじゃ)ですー!
今回は、高知県の名勝・桂浜の岬にある海津見神社を紹介します。
桂浜へおいでの際には、ぜひ参拝してみてくださいね。
*海津見神社は岩場突端に鎮座する小さな神社
桂浜にくると、遠く岬の端にちょこんと社のようなものが見えます。
あちらが海津見神社(わたつみじんじゃ)ですね。
わたつみ、とは一般的に海の神様を祀る神社の名前になりますが、漢字は神社によって少々異なります。
こちらは「海」「津」「見」で、わたつみです。
鳥居と祠のみの本当に小さな神社ですが、絶景を拝めること、海上安全や漁業豊登、商売繫盛、良縁成就といったご利益があると知られ、海外からもたくさんの方が参拝に訪れるそうです。
祭神は大綿津見神(おおわたつみのかみ)ですね。
古事記や日本書紀にでてくる海の神様で、イザナギとイザナミが行った神産みで誕生した神様だそうです。
ちなみにワタが古語で「海」、ツが「の」、ミが「神霊」という意味があるとか。
大綿津見神の娘は豊玉姫。
豊玉姫は、神武天皇(日本最初の天皇)の父方の祖母で母方の伯母ですね。神々は基本的にみんな親戚
竜宮に住むお姫さまでした。
その父神を祀っている海津見神社は、断崖絶壁といっていいのでは、という場所にありました。
海津見神社詳細
・祭神:大綿津見の神(おおわたつみのかみ)
・創建:不詳(一説では長宗我部元親時代)
・名称:桂浜・海津見神社(竜王宮)
・住所:高知県高知市浦戸字城山
・アクセス:桂浜から徒歩10分
・営業時間:24時間
・休業日:なし
・駐車場:あり(桂浜駐車場)
*いざ、参拝!
はい、桂浜でーす。
せっかくの旅行に雨で残念でしたが、このときの雨は「7月からかれこれ数週間ぶりの雨」(宿泊したホテルの方いわく)だったそうなので、恵の雨だったわけですね。
私としてはすっかーんと晴れた美しい太平洋を期待していましたが、それは叶いませんでした。
でもまあ、雨でも風情はありますよね、桂浜。
桂浜は歩道も整備されているので、とても歩きやすかったですよ。
雨だったこと、そして平日だったこともあって、夏休みの最中でしたが人は少なかったです。
桂浜水族館を通り過ぎ、やってきました南の岬。
上の写真の真ん中あたりにある石橋が、龍宮橋です。
つまり、こっから竜宮城って認識でよろしい?
雨は豪雨ではなかったのですが風が強く(さすが海辺)、足を滑らせながら写真を撮りました。
皆様、雨の日にはお気をつけくださいませね。
先に見える階段をのぼりまーす。
こちらの階段、結構急です。
手すりがありますのでぜひ利用してください。
のぼって、鳥居を後ろから見たところ。
のぼると8畳程度かな~と思われる小さな場所に出ました。
そこから見る太平洋は、絶景の一言。
雨でもとてもきれいだったので、晴れてるときに来たかったとやっぱり思いましたよね~。
さて、左方向に90度体を回転させると、社を発見!
小っさ!!!
かーわーいーいー!(*'▽')
一瞬神様に対してかわいいは失礼かとも思いましたが、自分には正直でいたい。←?
それに、誉め言葉だから大丈夫なはず。多分。知らんけど。
近づいてみます。
色が塗りなおされていたようで、きれいな発色でした。
お天気がよいときはこの扉は開かれて、中には石塔や賽銭箱、おみくじの箱、御朱印などがあるそうです。
見たかったな~。
自営業をしているわたし、商売繫盛のご利益を得るために参拝しにきましたが、お賽銭をいれるところも仕舞われていたため、仕方なく鈴だけ鳴らして二礼二拍手一礼をしてきましたよ。
海の神様、高知の竜宮様、どうぞサポートくださいませ。
よろしくお願いいたします。
こちらの海津見神社は若宮八幡宮に関係するらしく、御朱印の書置きがない場合は若宮八幡宮でいただけるそうです。
▶若宮八幡宮:高知市長浜6600番地
お参りも済ませましたし、では戻りましょうか。
帰りの階段、かーなり怖かったです!
写真を撮る際にはお気をつけくださいね。
いろんな意味でハラハラしたところでしたが、やはりパワースポットであるためか不思議と心が落ち着く場所でした。
お天気がよければ、1時間くらいぼーっとしておきたいところでしたね。
高知の桂浜へお越しの際には、ぜひお参りしてみてください。
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