Sekime blog~パニック障がいのWebライター、アレコレ語る~

パニック障がいもちのフリーWebライター&イラストレーター。おすすめの商品や仕事・趣味・訪問先などについて語ります。当ブログはアフィリエイト活動や商品の提供を受けてのPRを行っています。

16年振りの乳がん検診でマンモグラフィー体験!

行かなきゃ行かなきゃと思いつつ、ずうーっと行けてなかった乳がん検診に行ってきました。

 

私は23歳で結婚と早く、一人目の子供を産んだのが25歳のとき。

その前、20歳のときに自分で左胸にしこりを発見し、手術で摘出しています。

取り出してみれば良性腫瘍だったのですが、いつ悪性になるかわからない塊を持っているのが嫌だったので、手術は満足しています。

だけどそんなことがあったのに、一人目の子供を産む前に乳がん検診を受けて以来、ずーっと放置だったのですよね。

一人目の母乳育児、二人目妊娠、また母乳育児、落ち着いたところでパニック障がいを発症、ついでうつ病も発症して外出困難となり、検診どころの騒ぎじゃなかったからです。

でももう今年2022年で41歳。

乳がんにかかる年齢的ピークは40歳代の後半から50歳代と言われています。

今年はパニック障がいもとても改善し、安定剤を飲めば検診も受けられるはず!

そう思って、予約しました。

記録のためにも書いておきますね。

 

*マンモグラフィーは市のクーポンを使って無料で受診可能

マンモグラフィーとは乳がん専用のレントゲン検査のことで、少ない放射線量で安全に乳がんの検出ができる機械です。

やり方を簡単にいうと、透明な板におっぱいを挟んでぎゅーっとつぶし、乳腺の異常を見るわけですね。

乳がんは20歳くらいから徐々に認められていますが、数的には40歳未満の女性で乳がんになる人が少ないこと、若いと乳腺が発達しておりマンモグラフィーでは異常がわかりにくいという理由から、主に40歳以上の女性に使われます。

確かに、二人目の子供に授乳中、会社であった健康診断では「あなたは今、絶対無理よ。何撮っても胸は真っ白に映るだけだから」と言われました。

そらそうですわね。

授乳中ってことは、おっぱいでは毎日ミルクを量産中なわけで。

ということで、マンモグラフィーは40歳以上の女性が対象となっています。

私が住む自治体でも、市が発行している無料のクーポンは40歳でくると聞いていたんですよね。

だけど去年は結局来ず、特定検診だけに行きました。

きっと41歳になる今年発行されるのだろうと待っていましたが、やっぱり来ない…(´;ω;`)

何故かわかりませんが来ないまま5月になっちゃったので、これではせっかく検診に行こうと決意したのがダメになる(;'∀') と焦り、もうお金払っていいから見てもらおうとマンモグラフィーを受けることにしたのです。

どっちにしろ、市民だったら1000円で受診できるはず。

パニック障がいになって以来電話が超絶苦手ですが、市のホームページの特定検診のところに乳がん検診もあり、無事にインターネットで申し込めました。

いやあ、便利な世の中になったわ ( *´艸`)

だけど当日受付窓口にいったとき、まだ発行されていなかっただけでやはり無料のクーポンがあると言われました(41歳になる年度中に発券だそうです)。

それを使うので、今回は無料ですとのこと。

やったー!(*‘∀‘)

嬉しい、ありがとうございますっ!

 

*昔はもっと直接的検査だった

現在、40歳以下の若い方は、人間ドックなどで「超音波検診」を受けるようです。

超音波検診は超音波を発する器具を直接乳房にあてて動かし、超音波を当てて返ってくる反射の様子から診断を行う方法ですね。

ただし私が20歳のとき、自分でしこりを発見して行った病院では、触診だったと記憶しています。

ダイレクトに、医者にモミモミされるという…。

私は婦人科の検診(子宮がん検診)などでもあっけらかんとしてますが(性器を触られたりすることや、それが男性医師によってなされることをほぼ気にしません)、やっぱり性的経験のない娘さんだったらあれはちょっとショックかもね…(;^_^A

普通人に見せないところをさらけ出すうえ、多くは男性医に直に触られるわけですし…。

ところが記事を書くにあたって調べたところ、今は触診をしない方針の病院も多いようですね。

理由は、平成28年に厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」が改正されたため。

触診は他の検査に比べて精度が低いというのが理由で、「視触診については推奨しない」となりました。

参考:厚生労働省「がん検診のあり方に関する検討会中間報告書

 

病院によってはまだ実施しているところもありますが、触診が嫌であれば避けられるようになったのですね。

よかったよかった。

 

*いざ保健センターへ! 安定剤+実母の付添いで乗り越えた

保健センターはつい2日前にも肝炎ウイルス検査をしに夫といきました。

そのときは夫がいることと夜にお酒を飲みたかったこと、最近パニック不安は軽減していることから安定剤を飲まずに行ったんです。

で、めっちゃ後悔…(´;ω;`)

ビルの3階はやっぱり怖く、夫が先に診察室へ入ってしまってからは呼吸困難が発生、まだ発作まではいかないけど結構な不安に襲われていました(twitterで呟くと、DMで話す? とかいろいろ気にしてくださるフォロワーさんが多くて、本当に助かります! ありがとうございます!)。

でもそのときはすぐに呼ばれ、夫の隣で検査できたので発作は起こらなかったのですね。

やれやれ。

しかしヤバい状態だったのは間違いない。

ガッツリ反省したので、今回はちゃんと安定剤を飲んでいくと決めていました。

付添は母です。いつもありがとうございま

結果的に、安定剤を飲んでて正解でしたー!

マンモグラフィーって一人10分ずつくらいかかるようで、結構待ち時間があったんですね。

最後までするのに2時間ほど必要だったうえ、検査対象が胸なので服も脱ぎますよね。

裸に近い恰好で(上半身だけだけど)、ビルの3階、窓もない部屋…。

つまり、パニック障がい患者が一番避けたい、あの、「すぐに逃げられない状態」だったわけです。

結構長い時間。

でも安定剤飲んでいたので、大丈夫でした。

恐怖なし!

すばらしいぞっ西洋薬っ!!!

検査前は付添の母から離れて一人で30分ほど待つときもありましたが、3階だったにもかかわらず、平気で待てました。

ああ、よかった…。

 

*初マンモグラフィーは痛かった

ようやく私の番になり、検査室に入ります。

そこには実にえらそうで大きな機械がっ…!!

はっ! あなたがマンモグラフィーね…('ω')

まず上に羽織っていた検査着を脱ぎ、脇をウェットティッシュで拭いて消毒します。

何で脇? と思いましたが、脇下にガンができることも多いため、そこも一緒に挟み込むからでした。

そして巨大な機械の前に立ち、おっぱいを板に挟むわけですが…。

ここで教えられたのは、生理後1週間から10日あたりは胸が柔らかくなって痛みが少ないらしいということ。

マジか、そんなこと予約する前に言えやっ!!( ゚Д゚)

ちょーっと予約ページに書いておいてくれたら、生理後に予約するやんかっ!

私は残念ながら時期が違ったため、まだ乳房全体が硬い時期だそうです。

つまり、痛いかもしれない…(T_T)ぎゃふん💦

さらにいえば、挟むほど胸がないんだけどどうすればいいの?って心配があったわけですね。

2人の子供に完全に吸い取られ、バストサイズは独身のときの半分程度。

やだ、挟めないかも…そう思ってました。

でも大丈夫だった。

看護師さんのお手手による直接的寄せ上げ方式で、全力で肉が集められ、押しつぶされたのです。

ぎゅ~~~~っ!!!!

うっぎゃあ、痛いー!( ;∀;)

板に挟まれてぺったんこになった私の小さな胸っ!

笑ってる場合じゃないけど笑える、世にも奇妙な光景でした…。

しかも、しかもですよっ!

40歳以上はなんと、上下左右で2回ずつするんです。

わかりますかね?

まず右胸をぎゅーっと看護師さんの手によって左の板に寄せられたところに板が登場、縦にうすーく押しつぶされます。

それを左胸もやる。

そのあと巨大な機械がぐるーんと回転し、今度は胸下に来た板の上に、これまた看護師さんの手によって上から押しつぶされた胸に上から板が被さる(瞬間に看護師さんは手を抜きます。それも神業だった)。

それも右左両方やります。

一度縦にぺったんこに伸ばされたあと、今度は横にぺったんこに伸ばされるんですよっ!!

ただでさえない胸が、びろんびろんになるぅ~~~~(◎_◎;)💦

片方撮っている間は、反対側の胸が邪魔にならないように自分の片手で全力で引けと言われましたしね。

いや引っぱるほどないんだけど…。

踏んだり蹴ったり状態のおっぱい…。

いやあ、なっかなか強烈な体験でした。

結構忙しかったですしね。

「あ、前向いてください。足はもうちょっと…あと一歩前へ!はい、いいですよ、では押しますよ、失礼しまーす」

「次はこっちしますね。手でここをもって。足もうちょっと前です。体前向きましょう。こっちの腕はもうちょっと引いて。胸もひっぱってくださいね、はい、いきまーす」

みたいなことを計4回です。

うーん、忘れられない10分間でした。

 

*乳がん検診は2年に1回受けましょう

私の母家系で乳がんになった女性はいません。

しかし夫の母は50代で乳がんを発症、命に関わるくらいでしたし、義母は乳がんで実母と実姉を亡くしていると聞いています。

つまり、私にとって身近な病気ではあります。

私は20歳でしこりを切除済み。

今まで行かなければと思ってはいましたが行けず、今回マンモグラフィーを受けられてようやく肩の荷が下りた感じです。

若いとガンは進行が早く、すぐに成長してしまいます。

面倒くさいですよね、なかなか時間もありませんよね、ええ、ええ。

さらに行けばなかなかの痛みがあります(私の場合は泣いたり叫ぶほどではなかったですが、顔は歪みました)。

だけど、検診にはいきましょう。

乳がんは怖い病気ですが、早期発見すれば今までと同じような生活ができるようになりますよ。

 

ちなみにマンモグラフィーの結果は3週間程度で自宅に届くそうです。

そこで精密検査が必要と判断されれば、乳腺超音波検査および診察となります。

結果が、良好でありますように!

 

▼このときの結果はこちらの記事

 

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