Sekime blog~パニック障がいのWebライター、アレコレ語る~

パニック障がいもちのフリーWebライター&イラストレーター。おすすめの商品や仕事・趣味・訪問先などについて語ります。当ブログはアフィリエイト活動や商品の提供を受けてのPRを行っています。

エッセイ⑨単品オンリー

9、単品オンリー

 

ご飯なんですけどね、皆さんどのくらいおかずを出します?

よく言いますよね、理想的な食事は一汁三菜とか。

さらに、たとえば外食をすると、セットでなく単品で注文してもお味噌汁やサラダなんかはちょこんとついてきますよね。

もしくは漬物とか。

親子丼単品を注文しても、赤だしがついてきたり、お漬物がついてきたりという感じです。


我が家の平日ご飯は、単品ばかり。

もしくはワンプレートに肉や魚とサラダを盛り付け、白いご飯を炊いて終わりです。

たとえばカレーライスの日。

私が作るのは基本カレールーだけ。

ご飯は炊飯器が炊いてくれますし、他にサラダとかはつけないんです。

ただ単に、カレーライスのみ。

それを食べたら食事は終わり。

他にもおかずを作る日だってあるにはあるんですけどね、冬は寒いので、みそ汁はあったりとか。

でも品数は少ないですね。

で、単品を大盛にしています。

これ、結構おすすめです。

アレコレ作る必要がないうえに、お皿洗いが圧倒的に楽!!

日本人は本当にマメで、食卓もとてもゴージャスですよね。

また、そうするのが当然的な風潮もある。

家族の健康を考え、いろいろとおかずを作る妻・お母さん(と夫・お父さん)は多いでしょう。

だけど風潮やら世間体は、ある程度無視していいと思うの。

野菜やお肉やお魚やと多彩にしようと思ったら、正直なところ丼物や鍋であればもうすでに完璧ですよね。

じゃあ、それだけでいいと思う。

ドーンと八宝菜丼とか。

疲れた日には特に。

もしくは飲む点滴と呼ばれるお味噌汁だけはつけて、あとは簡単なものだけにするとか。

そうする、と決めるだけで、食事担当の憂鬱は大きく改善すると個人的には思うのです。

 

平日は単品のみ、これは、私が育った実家のやり方です。

うちの母はもう今年(2022年)71歳になりますが、大学を卒業してから公務員になり、女性としては高いキャリアを築いた人。

しかも昭和から平成になって~という頃に私は小学生でしたから、母の家事・育児は今でいうワンオペです。

女性は家事・育児をして当然で、なおかつ仕事も(したかったら)してもいいよ(となぜか父親や夫の許しをもらう)状況が多かったころ。

 

母は、ガッツリとフルタイムで責任ある職についていました。

そのため帰宅は、いつも夜の8時とか9時。

当たり前ですが、帰宅するころには母はいつも疲労困憊です。

子どもの私や姉も母の帰宅に待ちくたびれて、お腹もさほど空いていません(一番お腹が空く夕方は、おやつを自分で作って食べてました)。

だから夕飯は、ちゃちゃーっと簡単に作れる単品ものが多かったのですね。

単品で、どーんと出す。

ハムエッグと白いご飯、終わり! とか、肉焼いてご飯、終わり! とか。

ワンプレートにレタスやキャベツは載っていましたが、別途サラダや野菜の煮物的なつけ方はしてませんでした。

あとで洗い物が減るように、余裕がない平日の夜は品数なしがほぼ統一されていたんですね。

その代わり、のん兵衛の父のために休日には料亭かってほどの小皿の数、酒のアテの団体さんが出てくるわけです。

平日は質より量(白米の)、休日は質かつ量(多彩なおかずと白ご飯)、そんな実家でした。


それが普通だと思って育った私は、自分が家族を作ってもそうしますよね。

平日は丼やオムライスなど一皿ですむメニュー率が高い。

自分の休日は、気力体力があるためやたらと品数が多い。

だけど昔、まだ病気で倒れる前に営業職をしているとき、同僚たちと今晩のご飯何作る~? の話をしていたら、「あれ? うちって普通の日のおかず数、少なすぎる??」と気づいたんですね。

なんか、皆さん平日からいろいろ作っている模様……。

我が家の食事について話すと、「え、単品だけ? いいなあ、それで家族から文句でないの?」て言われました。

よーく考えたら、うちの夫は文句こそ言いませんが、食事のあとにお菓子を食べてるなあ……。

おかず食いの人だし、足りてないのかも……。

そう思いました。


まあ、だからと言って平日の品数を増やすこともなく(しんどくて)、我が家は我が家でいってきたのですが。

現在は、私と結婚してから晩酌をするようになってしまった夫が食卓を一緒に囲める日に限り、食品数を多くしています。

夫の酒のアテですね。


で、冒頭に戻ります。

久し振りに、晩御飯にカレーライスを作ったんです。

子どもらが二人とも中学校になってお弁当になって以来、カレーって家ででなきゃ滅多に食べないんだよなあと思って。

平日なので、その日もそれだけのはずでした。

だけどちょっと考えたんですよね。

足りないかも? て。

昔、営業職のころに感じた「自分の家の常識は日本の非常識かも」という感覚を思い出しました。

一般的日本人家庭では、他にもおかずが出るのなら……。

子供らも成長期だし、うちでもそうしてみようか、と。

今は仕事もセーブしていて、私の精神的・肉体的余裕もあるし……。


なので、サラダを作り、コンソメスープを一緒に出してみました。

ところが食器を運ぶときにそれを見た子どもたちは、カレー皿にご飯をよそおう私に言ったんです。

娘「お母さん、ご飯、少なめで」

息子「あ、こっちも」

うそん、何でよ、お腹でも痛いの? そう思って私は聞きます。

「どこか痛い? 学校から帰ってきておやつも食べてないんちゃうん?」

子供らは言いました。

「いや、サラダとスープがあるから……」

「ん? だから?」

「カレーそんな入ってたら無理」

「え、あんたら成長期やんか。食べられるやろ?」

「いやいや、普段と違うの無理。お父さんがいる日やったらそのお腹になってるけど。他のものとか、はっきりいうと面倒くさい」

面倒くさいって。

あんた、よく息するの面倒くさくないな……( ゚Д゚)

そう思ってまじまじと娘を凝視しましたが、隣で息子も頷いてました。

お前もか。

 

さっきも書きましたが、子どもに手がかからなくなってからは、夫が休みの日には私も母のように一汁五菜くらい出します。

だから子供らもそれが当たり前と思っていて、複数のおかずを何となく食べられるのか。


ははあ、と私は思いました。

今から変えても無理なのか、と。

や~っぱりね、そのとき私はご飯を少なめによそおいながら、思ったんです。

よそに合わせる必要はないんだ!('ω')ノ

決めました、これからも我が家の食事、平日は単品でいこうと。

いいんだわ、別に他と一緒でなくたって。

私の顔は、にんまりと笑っていたはずです。

うへへへへ~。

平日、もしくは夫がいない日の食卓は、単品オンリー!

楽だわ!!

毎日の夕食メニューに頭を痛めている方、やってみてください。

単品だけだと考えるのも楽ですよ。

家族からもっといろいろ食べたいと文句が出れば「なら一緒に作りましょう。あなたは別のものを手早く作ってね」と目が笑っていない笑顔で言ってみてくださいね。

 

*こちらもどうぞ