うちの父は昭和26年生まれ、今年70歳で古希になります。
というか、先日無事に誕生日を迎え、古希になりました!
いえーい、オトン、おめでとう!(*‘∀‘)💛
早くに両親を亡くし親戚に育てられ、いろんなものを自力で手に入れてきた父は、体が弱くて「20歳の誕生日を迎えられるかどうか…」と子供のころに言われていたそうです。
が、70歳まで生きたよね! 良かった良かった!
ちなみに古希とは…
・読みかた「こき」
・70歳の長寿祝い
・中国・唐の詩人である杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」という言葉が由来
※70歳まで生きる人は稀なので、今のうちに楽しくお酒を飲んでおこうという意味の歌
・テーマカラーは紫
・現金を贈るときの目安は1万円~3万円
プレゼントとしては、テーマカラーの紫にちなんで紫色の座布団などを贈る方が多かったとか(昔は、ですね)。
うちの父は、かなーり長生きしましたよ、当時の医者の見立てより。
体が弱い人は若い頃から健康に気を使うため、元気な人ほどはガッツンと体調を崩すことがないのかもしれません。
父は長い間 薬用養命酒 を「命の母」と呼んで飲んでいましたし、今は私とともに作る「朝鮮人参酒」を愛飲しております。
病弱な方、病中病後の方に良いですので、健康に自信ないって方はぜひ試してみてください。
朝鮮人参酒について調べて書いた記事はこちら↓
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で、困ったのがお祝いです。
折角頑張って古希まで生きたわけですから、彼がいなければ存在すらしていなかった私は何かプレゼントをあげたい。
さきほど紹介したように、古希のプレゼントは紫色の何かだったり、服や食事といったものが多いようです。
だけど父は自分の給料はほぼ趣味に使ってきた道楽者で、今まで欲しいものは自力で手に入れてきましたし、今は年金生活者であるにも関わらず、やはり自力で手に入れています。
家族で集まっての外でのちょっと良い食事会は、コロナで自粛期間中の今、到底できません。
もっと私が若いときには甚平 とかビールグラス とか 日本酒 飲み比べセットとか服といった一般的なプレゼントを贈ってきたのですが、何かちょっといいものはないのか?
そう悩んできたんです、ここ数日。
だけどないですねー、いやはや、遊び人に贈るものって、ない。
だって多分父が一番喜ぶものって現金だと思うんですよね。
それで好きなものが買え、好きなことができる。
だけど現金を渡すのは…ううーん、父にとって良いことかどうか…。
やはり子供の頃から親がおらず、自分で手に入れてくることが普通だった人は、プレゼントのもらい方も下手なものです。
うーん、どうしようかな…。
仕方ないから、結局本人に聞きました、
何か欲しいもの、ある?って。
すると結構すぐに返事がきたんですよね、驚きました。
父の欲しいものは……
……。
……。
日本酒でした。🍶
って、おーい、いつもと変わらないやんかーっ!!!💦
高知県出身の酒のみ、父はお酒が大好き。
せっかく古希だしちょっといいものを、と思ったら、年金で毎週買っている好きな日本酒がほしいって言うんです。
父が好んで飲むのは秋鹿酒造の「摂州能勢 」。私も大好きなので、これを毎週土曜日の夕方に熱燗にして、父と私の夫と3人で飲んでいるんです。
それを年金で買うのがつらくなってきたそうな。
お金がですね。
父は四国のお遍路もたびたび行っているので(今はコロナ騒動で自粛していますが)、旅費がかかるんですよ。
コロナがマシになったらまたお遍路を回りたい。
そのために、今はちょっとした貯金をしているようです。
父が貯金!!! ってびっくりしましたが、まあお酒は私と夫も毎週飲んでいるので、もちろん買うのは問題ありません。
全然特別なプレゼントではないですが。
でも本人が欲しがるものが、最適なのかなとは思っています。
というわけで、我が父の70歳の誕生日プレゼントは、いつも飲んでいる日本酒「摂州能勢」一升瓶が数本ということに決定しました!
さあ、今晩は父の誕生日後初めて会うんですよね。
お酒、買いに行ってきます!!
*古希のプレゼントで人気の商品はこんなのもあるよ
▼紫のカシミアシルクマフラー 女性用ではありますが、男性でも上品かつお洒落さを演出できる色合いです。
▼薄紫色の日本酒 うちの父は銘柄指名でしたが、お酒とだけ言われれば、こちらは素敵だなあと思いました。ちょっと珍しいですよね。
▼名前が入れられる保温・保冷タンブラー 宝物になりそうです。
▼お誕生日新聞 ちょっと珍しく面白いプレゼントです!生まれた日の新聞をラミネート加工にして贈ってみてはいかがでしょうか?