「Webライターの私が書いて楽しかったおすすめの案件」シリーズでは、自分が任されて書いた記事でとても楽しかったよー! おすすめだよー!もしくは、役に立ってるよー! という内容を紹介していきますね。
ライターになったはいいけれど、クラウドサービスでどんな記事に応募すればいいかわからないという方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてください。
1つ目はガーデニング案件記事でした。
今回は2つ目、歯科にまつわる記事です。
*歯科案件ってどんなもの?
歯科案件には、大きくわけると3つのタイプがあります。
・歯科のブログ記事作成
・歯科の紹介記事
・器具や方法の解説記事
順番に説明していきますね。
自分好みのものに応募してください。
歯科案件記事タイプ①:ブログ記事作成
歯科医院のドクターのブログやスタッフブログを代わりに書くお仕事です。
クラウドサービスで募集を多く見るのがこのタイプ。
この案件の場合、多くは元の記事、つまりドクター本人やスタッフさんたちが書いたブログ記事があります。
なのでやることは、元記事をリライトすること。
日本語をおかしくないように直し、構成を整えて必要な文章を付けたし、内部記事のリンクを貼ったり情報源を示したりして、見栄えを良くするのが作業内容です。
本当に個人的な内容のブログから「虫歯の治療とは」「セラミック治療とは」といった専門的な内容まであり、飽きません。
でき上がった記事はドクターが監修しますので、専門家監修記事になるため記事の信頼性が自動的に増します。
ただし残念なことに記名記事になることはほぼありません。
歯科案件記事タイプ②:歯科の紹介記事
歯科のホームページコンテンツなどを作るのではなく、歯科紹介サイトなどで公開されるような、いわば店舗紹介記事です。
立地、クリニックの特徴や先生の経歴、駐車場の有無、診察時間などの詳細を調べて書きます。
書くことが決まっているうえに滅多にイレギュラーが起こらず、ライティング初心者さんでもやりやすいです。
ただし誰が書いても同じように見えないといけないため、レギュレーションをしっかりと守らないと契約を打ち切られることも多く、緊張感は必要。
歯科の紹介記事③器具や方法の解説記事
歯科で使われている器具や、一般に自宅で使う道具(歯ブラシや歯磨き粉、フロスなど)を紹介する記事。
歯科のホームページに載ることが多いですが、歯磨き粉の会社など関連製品を作る会社からの依頼も多いです。
気楽に調べて気楽に書け、「へ~」と勉強になることも多いのでおすすめ。
ただ、書いているうちに商品がほしくなるので、平常心を保つ努力も必要ですね。
*歯科案件記事がおすすめな理由
はい、では私が歯科案件記事をおすすめする理由です。
以下3つですね。
・予防歯科について知識が深まる
・自分の歯を大事にするようになる
・セルフケア方法がわかる
メリット①:予防歯科について知識が深まる
日本では、今だに「歯医者は歯が痛くなってから行くところ」と多くの人が認識しています。
しかし世界基準では「歯医者は虫歯・歯周病の予防をする場所、歯科矯正をする場所」なのですね。
この考え方の違いは、日本が皆保険の国だから。
日本国籍を持っていれば、赤ちゃんのときから国民健康保険を使えます。
これは海外では数少ない制度で、おかげで医療費がとても安く抑えられています。
そのため、痛くなったら(病気が酷くなったら)医者に行けばいいや、治してもらえばいいやという考え方になってしまいます。
健康保険がない国では一度医師の診察を受けて治療してもらうと、何十万円も請求されるのが一般的。
そんなお金はないという人は、そもそも病気や調子が悪くならないようにつとめたり、少し悪くなったという時点で病院へいき、治療費がかさ張らないようにしています。
虫歯や歯周病にならないようにケア・観察することを「予防歯科」と言います。
最近は日本でもこの予防歯科の考え方が浸透してきつつありますが、まだまだ十分とは言えません。
歯科案件記事を書くようになると、予防歯科についての知識が深まります。
たとえば虫歯は自然治癒せず、歯は一度削ると2度と健康には戻れないことなどですね。
また歯だけでなく口内や顎など、周辺のことについても知識が増えるのが大きなメリット。
私はくいしばりが酷く顎関節症があるのですが、それについての対処法やセルフケア方法などについての知識もついでに増えました。
仕事によって強制的に知識が増えるため、自分や大切な家族を守れるようになりますよ。
メリット②:自分の歯を大事にするようになる
上で触れたように、予防歯科についての知識が増えることで自分の歯を大事にするようになっていきます。
「治療してもらえばいいや」から、「できるだけ歯は削らない方がいい」へ意識が変わっていくのですね。
歯はあまり触らない方がよい理由や、虫歯・歯周病が全身に及ぼす悪影響などを知るので、歯のケアをしないことへの不安が生まれます。
記事を書いているうちに、日常が少しずつ変化していくはずです。
今までは何となくやっていた歯磨きを真剣にするようになったり、できるだけ間食をなくすようになったり。
歯を大事にしようとする意識から、健康にとってもよい影響を受ける方が多いでしょう。
メリット③:セルフケア方法がわかる
歯磨きの方法は、歯医者で教えてもらえます。
しかし虫歯治療で訪れたときに教えてもらうと、治療で受けた恐怖や痛み、疲れなどで身を入れて歯科衛生士さんの話を聞くことは難しいもの。
ところが普段の仕事で調べて記事を書いていると、冷静な頭で理解できるのですね。
どこをどのように、どんな角度で磨けばいいか、汚れが取れているかどうやって確認すればいいか、汚れが取れないとどんなことになるかなど、しっかりとわかるようになります。
・歯ブラシをあてる場所
・歯ブラシをあてる角度
・フロスの使い方
・歯間ブラシの使い方
詳しくなるのは、そのようなことです。
知識があれば、実際に歯ブラシを持ったときに「こうすれば磨けるな」と実感できます。
自分では歯磨きをしているつもりでも歯科で「磨けてません」と言われるのは、今まではやり方がわからなから。
自分で意識するようになれば、下手だった歯磨きも上手になりますよ。
実際に私はセルフケアのやり方がわかったので実行しており、ここ6年虫歯はありません。
歯周病は以前若干進行していたようですが、それも今は抑制できていると定期健診で歯科医に褒められました( *´艸`)ますますやる気アーップ!!
*歯科案件で少々困難なこと
自分の意識を改善でき、自分や家族のためになるうえにお金にもなる歯科案件記事。
しかし、オールオッケーではありません。
以下2つの困りごとは、ついて回ります。
・コピーチェック率が高め
・根拠探しが大変
デメリット①:コピーチェック率が高め
基本的にキーワードはビッグなものが多いため、コピーチェック率は高めです。
たとえば保険診療での「虫歯の治療」はやり方まで細かく決まっているので、どのサイト、どの記事でもほぼ同じ内容になります。
クライアントから「コピー率は30%台で」なとど言われる場合には、コピー率を下げるための時間ばかり取られることになりかねません。
できるだけ自分の言葉をいれたりちょっとした関連事項などを書きこんだりしてオンリーワン記事にするため、文字数も多くなりがちです。
しかしコピーチェック率は下げ方があるので、ライティングに慣れてくれば落ち着いて対応できるようになるでしょう。
デメリット②:根拠探しが大変
記事を書くときには参考にしたサイトや本、文献などをはっきりさせる必要があります。
ところが歯科案件でクリニックのドクターの監修がない場合、記事を書いた根拠となるものを探してくるのが大変です。
一般的には個人ブログなどは根拠の出所としては信頼性が低いため、クリニックの医師が書いている・監修しているとしても根拠とみなされないこともあります。
となれば、どこかの歯科のブログ記事を根拠にはできないということ。
英語で書かれた文献や歯科学会雑誌など、普段は接触のない権威あるところから根拠を探すことが必要になってくるのですね。
勉強にはなりますが、時間は取られます。
*とても自分のためになる! 歯科案件はおすすめです
記事を書くメリット・デメリットを両方お伝えしましたが、やはり歯科案件は強くおすすめします。
それは自分に返ってくる利益の方が、記事を書くうえでの困難に比べてよっぽど高いから。
歯の状態は全身の健康に影響を及ぼします。
最悪の場合、虫歯の菌が歯の根から血管に侵入して全身にまわり、いろんな病気の原因となって死亡に至ることも。
自分の健康意識を高めながらお金を稼げる、それは素敵なことだと思います。
もしクラウドサービスなどで募集されているのを見かけたら、飛び込んでみてくださいね。
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