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dTV×海外ドラマ「ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~」シーズン1 あらすじ&キャスト&感想

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ここ数カ月、アメリカドラマの「S.W.A.T」にはまっていたのですが、さてU-NEXTでシーズン3を観るか、とスマホを触っていたら間違えて押したのがdTVのアプリ(隣にありまして)。

そこで、どうせ開けたしと久しぶりに作品を確かめていたら、イギリスドラマが目に留まりました。

ニュー・トリックスですね。

これ、以前も観ようかなあと思ったことがありますが、そのときは別のアメリカドラマを観てしまったため忘れていた作品。

そうだな、しばらくアメリカ英語漬けだったし、またクイーンイングリッシュにしようかなと視聴決定しました!

イギリスドラマは日本と同じくワンクールが短いからいいですよね。

アメリカドラマは平気でワンシーズン23話とかいれてくるから、中々終わらないうえに感想が大変なことになる……。

 

私はdTVで視聴中ですが、ニュー・トリックスは2022年2月末現在、AmazonPrimevideo、dTV、U-NEXTで視聴可能です~!

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*ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~とは?

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ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~は、イギリスのBBC製作の刑事ドラマ。

2003年から放送が開始され、2015年にシーズン12で終了しています。

1話完結型で、刑事ものとはいえグロいシーンはなくハートフルでユーモアもたっぷり!

ワイン片手にのんびり観るのにぴったりのドラマですよ。

世界20か国で視聴され、日本では2010年にチャンネル銀河で放送開始となりました。

 

このドラマはパイロット版が作られて、放送したところ大人気になったので連続ドラマ化になったもの。

パイロット版では主人公の女性警視・サンドラが仕事でミスをして左遷、退職した刑事たちを集めてユーコス(UCOS=Unsolved Crime and Open Case Squad)を作る過程が描かれています。

 

主題歌とドラマ名

このドラマの主題歌は「It's Alright」。

なんと歌っているのは主演4人のうちの1人、ジェリー役のデニス・ウォーターマン氏なんですね。

ああ~、どうりで聞いたことある声だなと思いました。

 

歌詞はドラマのために作られたような内容。

それでいい 大丈夫
白髪頭でも気にするな

それでいい 大丈夫
まあ俺の話を聞けよ

それでいい 上等だ
太陽が輝かなくなったって

それでいい 大丈夫
人生のたそがれ時なのさ

ハイテクローテク関係ない
老犬に新しい芸はムリ

俺のやり方で 生きていくだけさ

 

和約出典:AmazonPrimevideo

かーなり軽快な音楽で楽しそうに歌うので、人生の秋にいる自分の状況を肩の力を抜いて楽しんでいるのが伝わってきますよ。

 

最後の方にある歌詞、「老犬に新しい芸は無理」の英語が「you can’t teach an old dog a brand new tricks」なのですが、これがドラマの題名になっています。

ドラマでは退職した刑事たちは新しい捜査方法ではなく、自分たちが現役のときのやり方で事件を解決していくのです。

ただし、DNA鑑定などの化学鑑定法は目を輝かせて乱用してましたね……(;'∀')

楽しかったのでしょうね、強力な証拠だし。

 

*ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~シーズン1 あらすじ

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誘拐事件によるミスで処分を受けることになった女性警視のサンドラ・プルマンは、再起をかけて新チームの結成と指揮を任されます。

それは未解決事件や保留中の事件を洗い直す専門部署。

サンドラは退職した元上司のジャック(元警視正)に相談し、退職者に限定した捜査員の面接を行うことに。

そこでやってきたのが、元警部補のブライアンと元巡査部長のジェリーでした。

サンドラは一癖も二癖もあるおじさんたちを何とかまとめながら、さまざまな事件を捜査、解決へ導いていきます。

 

*ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~シーズン1 キャスト

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サンドラ・プルマン・・・アマンダ・レッドマン

エリート女性警察官で階級は警視。

とある事件でミスを犯し、左遷の形でユーコスへと移動になる。

金髪に青い目、豊満な体形の美女だが、勝気にもかかわらず自分に自信がなく恋は失敗しがち。

猪突猛進型の刑事だったが、ユーコスに入ってからは先輩刑事たちの捜査や推理を目の当たりにし、少しずつ変わり出す。

 

ジャック・ハルフォード・・・ジェームズ・ボラン

元警視正で現役時代はサンドラの上司だった。

チームでは最年長で良識人。

複数回の表彰経験があるうえ、女王陛下から勲章も受けている。

礼儀正しいがユーモアも豊富。

事故で愛妻のメアリーを亡くしており、広い一戸建てに一人で暮らしている。

庭に妻の石碑をおき、悩みがあれば話しかけている。

 

ブライアン・レイン・・・アラン・アームストロング

元警部補で元アル中、うつ病も罹患しているパソコンオタク。

現役のときは「メモリーレイン」と呼ばれた驚異的な記憶力を持つ。

こだわりが強く偏屈だが細かなところに気付く優しい性格も持ち、愛妻家で妻と犬と住んでいる。

ユーコスへはセーターとジーンズというラフな格好で自転車通勤。

ブライアンの気づきが事件解決の糸口になることも多い。

 

ジェリー・スタンディング・・・デニス・ウォーターマン

元巡査部長。酒とたばこと女を愛する、チーム一番の不良オヤジ。

3度の離婚歴があり、3人の妻にそれぞれ娘が一人ずついる。

元妻と娘たちはお互いに仲が良く、ジェリーの家によく集まっている。

独断捜査をすることもあるが、勘は強く行動的。

スーツ姿だが派手な恰好を好み、よくサンドラに呆れられている。

 

クラーク・・・演者不明

ユーコスの雑用などのためにいるサンドラ以外の唯一の現役警官で階級は巡査、若い黒人男性。

年配の刑事たちの世話にうんざりすることも多いが、捜査方法や豊富な人生経験から生まれる言葉は素直に受け取り、勉強している。

チームでは一番若いこともあり、パブにいけばチームメンバーに御馳走されている。

 

*ニュー・トリックス~退職刑事の事件簿~シーズン1 感想

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ここからはネタバレを含みます。まだ視聴されていない方はご注意ください。

 

さて、イギリスドラマです!

アメリカドラマとの違いは、何といっても皮肉とユーモアたっぷりの会話でしょう!

アメリカドラマはいい意味でわかりやすいのですが、イギリスドラマや映画はちょっと難解。

一筋縄ではいかない感じですが、日本の作品とは似通ったところが多いと個人的には思っています。

 

このニュー・トリックスは1シーズンは7話。

それぞれ約1時間でさらーっと見れます。

とはいえ内容は薄くなく、良質で面白いドラマでしたよ。

毎回ある伏線はちゃんと回収しているし、何度もいうように会話がユーモラス。

おじさん達がなにかといっては喜んで踊ったりするのも可愛いし、一般的イギリス人の生活もよくわかります。

扱う事件が現在進行形のものではなく過去の未解決事件だったりするので、死体などのグロい描写がないこともパニック障がいを持つ私にはありがたいポイント。

 

主人公のサンドラは誰がどうみても美人ですよね。

しかも豊満な体を持っていて、強烈にセクシー!

なのに男性陣が自分の娘みたいに接してくれるので観ていて安心感があります。

多分、この女優さんは普段、セクシーな女優として有名なのではとも思うので……。

あまり年配の男性が女性にデレデレしているのは見たくないという気持ちもあり、その点このドラマは良かったです~!

サンドラは猪突猛進でバリバリと突き進むエリート警官。

そのため、私生活は結構悲惨です……。

シーズン途中でカウンセラーと話すとき、「勝ちたい欲が強く、人のものが欲しくなるの。……最低よね」と不倫を続ける自分をなじっていました。

だけど賢いし、あの大変なおじさまたちを上手にまとめてるんですよね、素晴らしい!

絶対的ボス感を出して、視聴者に大きな安心を与えてくれます。

この人がいるから大丈夫! みたいな笑

 

ジャックはすんごく優秀な警官だったのですね~。

元警視正ですってよ。

トップですやん。

愛する奥様をひき逃げ事故によって失っていて、今も犯人を捜しています。

奥さんの石碑? みたいなものを庭に作っていて、何かと話しかけているんですよね。

あれは見る度に泣ける……。

愛する人を失い、立ち直れていない人間の姿をさまざまと見せつけられます。

 

最初、ブライアンが主役だと思っていた私。

だってそれほど強烈なキャラですからね。

偏屈で頑固(顔をみればわかるけど)、そして変質的。

しつっこい性格だろうと思います。

だけど優しいところもあって、チームいちよく気づくと思う。

周囲をよく見ていますよね、超人的な記憶力も手伝って、現場やかかわった人全部を覚えられるんですよね。

最初の方に妻に愛想をつかされかけましたが、ジャックの手伝いによってブライアンは反省、ちゃんと妻に謝って自宅に戻ってもらうことに成功しました!

この回のジャック好きだった笑

ジャックも変人のブライアンに家に居座られて、困っていましたからねえ。

 

元の階級が一番下だったのは、不良オヤジのジェリーです。

バツ3だけど元妻たちとその娘たち、全員が仲良しってすごいですよね。

女性6人とよく食事をしていますが、普段は一人暮らしみたいです。

女好きなのは変わらないでしょうからナンパもたくさんしてましたよ。

でも家族のことは愛して、大切にしてるんですよね。

シーズン1の最後で娘の1人が妊娠、出産してシングルマザーになるのですが、娘のために愛車を売ってお金を作りベビーカーを買うなど、お父さんとしていろいろ頑張ってました。

そこは恰好良かった!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

そのあと競馬で有り金全部かけてたけど!←ちゃんと勝って、大金ゲットしてました

悪い人たちとの付き合いもあるので、捜査にも役立ちますしね。

行動力は良いキャラです。

 

そして恐らく有色人種枠なのだろう、黒人の巡査でクラークがいます。

いてもいなくてもいいキャラといえば身も蓋もないですが、彼も結構好きでした。

純粋でまっすぐで、おじさんたちはたまに眩しそうな目でクラークをみてましたよ。

シーズン2からはいないそうなので、ちょっと残念……。

 

いろんな事件がありましたけど、やっぱり印象的なのは最後の7話でしょうか。

ジャックが妻のメアリーに会いたくて、霊能者を尋ねる回ですね。

……泣ける (ノД`)・゜・。

しかし結局ジャックはメアリーの霊には会えず、無念の死を迎えた少女の霊と話すことになってしまいます。

それで事件を洗い直すのですが……。

これだけじゃないかな、犯人がわかってたのに逮捕できなかったの!

くーやーしいいいいいいいい~!!!(# ゚Д゚)

でも多分、シーズン2で何とかなるはず。

っていうかぜひそうなって!

お願い!

 

このドラマの好きなシーンは、何かといえばおじさん達が自分が飲む薬を出して自慢しあうところ笑

お前は今日何を飲むんだ?

俺は心臓の薬。お前は?

うつ剤と血圧の薬だよ。

みたいな会話笑

すぐに息があがるし、年齢を感じさせるシーンが多いのですが、するどい勘と長年培った人間観察の力で丁寧に推理して事件をといていきます。

あれは、快感。

まあ当時の科学力がまだお粗末でわからなかったことが、現在なら大丈夫って理由もあるのはあるのですが。

またイギリスらしいのが、パブ登場のシーンの多さと紅茶の登場率の高さ!

なんかあったらすぐ「お茶をいれよう」ってでてきて満足です!←

 

というわけで、次はシーズン2を観まーす。

このオリジナルキャラではシーズン8までいくみたいなので(そのあとはキャスト交代になる)、そこまでは見たいなあ~!!

しばらくは、紅茶の国にどっぷりとはまります(*‘∀‘)

 

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