Sekime blog~パニック障害のWebライター、アレコレ語る~

パニック障害もちのフリーWebライターです。仕事のこと、健康と病気のこと、日々のこまごまとしたことや趣味を綴っていきます。

うつ病でお風呂に入れない! 入れない理由・利用したいアイテム・気力を保つおすすめの方法3つを紹介

 

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うつ病は100人に6人がかかる現代病と言われています。

心の風邪とも言われますが、実際になってしまえば思うことはみんな同じ。

「風邪なんてもんじゃねえ!」ですよね。

風邪と言いたければ言ってもいいけれど、そのレベルは肺炎やインフルエンザ並み。

何もできなくなります。

 

そんなうつ病で苦しむ方の悩みの1つが、「お風呂に入れない」問題。

これは本人だけでなく、周囲の人をも傷つけます。

不衛生になるため別の病気を発症する確率が高くなりますし、やはり匂いもきつくなっていく。

しかしどうしても入れない。

 

では、その理由はなぜでしょうか?

ここではうつ病になるとお風呂に入ることがとても難しくなる理由、そんなときに使ってほしいサービスやアイテム、やっぱり何とか入りたいと願う方へのおすすめの方法を紹介していきます。

現在は寛解していますが、私もうつ病の経験があります。

自分の経験も少しお話しますね。

 

目次

 

*うつのときにはお風呂に入れなくても問題なし! 責めずに休息を優先しよう

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お風呂に入れない理由や便利なアイテム・サービスを紹介するまえに、まず大切なことを確認しましょう。

お風呂に入れなくても、直接命に関係はありません。

うつ病のレベルにもよりますが、多くの方は精神的にしんどいときにはお風呂に入れなくなります。

だけど、問題はありません。

お風呂に入れないことは食事や睡眠の問題とは違い、いますぐ生命にかかわる問題ではないです。

 

ですから「お風呂に入りたいのにどうしても入れない…こんな自分はダメな人間だ」そう思うのは、今すぐやめましょう。

自分を責めても何もよいことはありません。

 

うつ病を改善するために最も大切なことは、休息。

ただじっと休んで体力気力を復活させることです。

長い間お風呂に入らないと、そのうち自分の匂いにも慣れて気にならなくなってきます。

だから、大丈夫。今は休みましょう。

 

お風呂のことは忘れてしっかり休む、それが大前提として、それでも自分の匂いや痒みが気になるという方にはいろいろなサービスやアイテムの活用がおすすめ。

また、何とか自分でお風呂へ入ろうという気にさせることもできますよ。

何事も力を抜き、利用できるものはしっかり利用していきましょう。

 

*うつ病になるとお風呂がつらい? その理由は「やることが多い」から

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では、うつ病になるとお風呂に入れなくなる理由から紹介します。

それは「やることが多い」から。

 

うつ病は気分障害の一種で、さまざまなことを行う気力がなくなる病気です。

ひどい状態になるとただ横に転がることしかできなくなります。

そんな状態の人にとって、複数の作業から成り立つ「お風呂に入る」ことは至難の業

 

お風呂に入るために必要な工程は、以下の通りです。

・浴槽を掃除する
・浴槽にお湯を張る
・服を脱ぐ
・湯舟につかる
・頭を洗う
・体を洗う

さらにお風呂から出たあとも、そのまま寝るわけにはいきませんよね。

プラスして以下の工程が必要です。

・体をタオルで拭く
・下着をつけて服を着る
・頭を乾かす(ドライヤーの使用も)
・浴室の換気をする
・使用したタオルや脱いだ服を片付ける

これら一連の動作を考えたとき、うつを持つ人は非常な苦痛を感じてしまいます。

それだけの気力が起こらないのですね。

体を起こせないのに、どうやって浴槽の掃除をするのか。

服を脱ぐことも億劫なのに、洗って新しい服を着るなんて無理…。

そんな風に感じてしまいます。

 

私も3カ月の間でしたが、うつ病に苦しみました。

我が家は当時まだ赤ちゃんに近い保育園児が2人いたので、お風呂は毎日必須。

なのに母親の私がうつ病になって24時間寝てばかりで、自分のお風呂も無理なのに子供らを入れるなんてとても無理…という状態でした。

 

私の場合は本当にラッキーだったことに、自分の実家近くに住んでいたため母が手伝いにきてくれたんですね。

夫も一生懸命頑張ってくれたので、自分はお風呂に入らなくても子供たちは入浴できました。

しかし、自分だけならもしかしたら2カ月くらいは入浴しないままだったかもしれません。

 

*うつ病でお風呂に入れないときに活用したいアイテムやサービス4つ

チェック, フック, チェック マーク, 手, プレゼンテーション, はい, 同意します。, 同意, 品質

どうしてもお風呂に入ることは無理だけど、やっぱり体や頭は何とか清潔に保ちたい!そう願う方は多いでしょう。

うつ病でも薬を飲みながら普通に会社で働く方もいます。

明日は人に会わなきゃならない、そんなときはせめて匂いだけでもなんとかしたいですよね。

 

そのような場合に使ってほしいアイテムやサービスは、以下の4つです。

・汗拭きシート
・ホットタオル
・ドライシャンプー
・美容院の出張サービス

 

 順番に紹介しますね。

 

【汗拭きシート】

汗拭きシートは、デオドラントシートとも言いますね。

厚手のウェットティッシュのようなもので、汗や体表面の皮脂、埃などをぬぐい取ることができます。

これをひと箱もっていればとても便利。

どうしてもお風呂に入れない、だけど匂いや汗が気になるというときに使えば、さっぱりして気分も変わりますよ。

 

無香料タイプや爽快感が強めのタイプ、敏感肌でもOKなアルコール不使用のタイプなど種類がありますので、自分のお気に入りを見つけたら購入しておきましょう。

※寝たきり当時の私が使っていたのはこちらです。

 これは大判で拭きやすく、顔も全身もOKという便利なシートでした。

なんと洗浄だけでなく、角質ケアや保湿、ヘアケアもできる優れものです!

現在私はお風呂に入れますが、地震などで避難生活になったとき用に常備しています。

 

【ホットタオル】

家にあるタオルなら何でもいいので、水に濡らして電子レンジで30秒程度温めましょう。

レンジから出すときにはやけどに注意してくださいね。

温めたタオルで顔や首筋など、拭きやすいところだけでも拭きます。

 

拭くときにはごしごしこすらないようにしましょう。

優しく撫でるようにすると、気持ちよさを感じてリラックスし始めますよ。

 

【ドライシャンプー】

洗面所の床に座ったままでもできる、ドライシャンプー。

緊急時の避難所などでも使えるため人気の商品ですね。

お風呂に入れないけれど、明日は人に会うから髪を洗っておきたいというときに使ってください。

お湯をだしたり髪を濡らして乾かしたりする必要がないため、気力が必要な工程を省けます。

おすすめはこちらの商品。

スプレータイプなので髪全体にかけやすく、水はもちろん不要です。

有効成分が余計な皮脂を吸い取って、洗い立てのようなサラサラヘアにしてくれますよ。

 

【美容院の出張サービス】

美容院の中には、家まで出張してカットやシャンプーなどをしてくれるサービスがあります。

 

対象は以下のような方。

 

・高齢で外出困難
・病院に入院中
・介護保険サービス利用者
・出産前後
・病気療養中
・怪我療養中
・障害で外出困難

 

自宅や病院にいながらにして、美容院と同じサービスを受けられます。

インターネットを使えば訪問美容専門のサイトもありますが、自分が行きつけのお店に聞いてみてもよいでしょう。


訪問美容の専門サイトを紹介しておきますね。

サイトによるメニューや費用相場は次の通りです。

カット&ブロー・・・3,000~4,000円
お顔そり(シェーバー)・・・700円
お顔そり(レザー)・・・1,300円
カラー・・・5,000円~
ヘアマニキュア・・・4,000円~
パーマ・・・5,000円~
シャンプー・・・1,000円
ドライシャンプー・・・1,000円
トリートメント・・・600円
ハンドスパ・・・1,000円
フェイスパック・・・600円

お店によって訪問する地域ごとに料金は変わります。

そして上記の料金にプラスして出張費、寝たままの施術の場合はさらに1,500円が必要。

詳しくはサイトをチェックしてくださいね。

 

プロの方に髪をケアしてもらうと、それだけで本当に気分が爽快になりますよね。

普通に美容院へ行くことに比べるとお金はかかりますが、家から出られないという方は一度利用してみてください。


一番大切なのは休息!だけど下着だけは毎日かえよう

汗ふきシートやホットタオル、ドライシャンプーなどを使えばある程度奇麗にできますし、匂い対策も可能です。

しかしそれも不可能という場合、そのとき持っている気力を振り絞ってしていただきたいことは下着の交換です。

 

服の洗濯ができなくても、体の汚れをお風呂で落とせなくても構いません。

しかし下着を交換するだけでも気分は変わりますし、衛生面でも交換をするかしないかではやはり違います。

 

何日も交換していないと、デリケートな部分がむれて痒みが発生したり、粘膜に菌がついて炎症を起こしたりする可能性が大。

何もできないという状態でも下着だけは頑張って取り換えてください。


*それでも何とかお風呂に入りたい方へ気力を保つおすすめ方法

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お風呂に入る気力がわかない、だけどやっぱり入りたいとは思う。

そんな方は、「ねばならない」から一度離れてみましょう。

 

お風呂に入らなければならないのに入れない、そう考えるから余計に気持ちがふさいでしまっている場合があります。

コツは、「しなければならない」から「したいからする」に少しずつ気持ちを変えていくこと。

そのためにできることは、次の3つです。

 

・入浴剤を使う
・浴室で音楽を聴く
・体や頭はお湯で流して終わりにする

 

好きな色、好きな香りの入浴剤を湯舟に入れてみましょう。

発泡性のあるものなども人気ですよね。

うつ病は気力や欲求が消えてしまう病気ですが、何とかわくわくする気持ちを刺激するアイテムを使ってみるのです。

同じく浴室で音楽を聴くのもよいですね。

人間は好きな音楽を聴けば、自然にリラックスしてくるからです。

 

私のおすすめの発泡性入浴剤

 いろんな香りがありますので、好きなものが見つかると思います。

 

浴室で音楽が聴けるアイテム

ブルートゥースでスマホから音楽を飛ばせますよ。

 

そして好きな入浴剤や音楽では気力がわかないという方は、お風呂に入る工程を簡略化してみることがおすすめです。

 

たとえば頭や体は洗わないと決める。

湯舟に5分浸かれればよしとする。

お風呂から上がったあとに服をしっかり着ずに、タオルにくるまって眠ってもよしとする。

このようなことですね。

 

ただ湯舟につかり、リラックスできればそれでいいと思ってみてください。

「やらなければならないこと」をいろいろと省略すると、入ってみようかなという気分になりませんか?

 

自分の体調にあわせ、今日は浸かるだけ、今日はシャワーだけ、今日は頭も洗う、今日は体だけ洗うなどやってみてくださいね。

 

*お風呂に入らなくても死なない!自分を責めずにできることで対応しよう

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うつ病になると、いろいろな「当たり前のこと」ができなくなります。

でもそれがうつ病の人の当たり前なのです

必要以上に自分を責めず、今日がダメでも明日はできるかもと思って、無理をせずに休みましょう。

 

お風呂にはしばらく入らなくてもすぐに死にません。

大丈夫ですよ。

できることだけをする、それで十分です。

そしてまた少し調子がよいときに、思う存分湯舟につかり、全身を心ゆくまで、磨き上げてくださいね。

 

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