Sekime blog~Webライターの雑記ブログ~

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Webライティングに必要なリード文の意味・書き方・コツ|スムーズに本文へ誘導しよう!

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2021年現在、Webでライティングを始めて11年、真剣に取り組みだして3年になる関目です。

今回は、特に初心者ライターを大いに悩ませる「リード文」について書いていきますね。

リード文はWeb記事にとって非常に重要。

短い文章でも本文への案内係という重要な役割を果たしています。

リード文の内容によって本文を読んでもらえるかが決る、そう言えるほどに大切なものですが、何を書けばいいかまったくわからないという方もいるでしょう。

ここではリード文とは何なのか、そして書き方の例文やコツ・注意点などを紹介します。

*リード文とは何ぞや?→訪問者の理解をサポートする文

女の子, コンピューター, ポータブル, Pc, 子供, ノート, ハードウェア, インターネット, ウェブ

まずはリード文の意味ですね。

リード文(もしくは導入文)は、ページに来てくれた訪問者の理解をサポートするためにあります。

訪問者、読者がサイトのページを開くには何らかの言葉を検索したはず。

その結果タイトルやディスクリプション(ページの概要・要約)が目に留まり、選ばれてページを開いてくれているわけです。

しかしながら、ページを開いた誰もがすぐに本文へスッと入っていけるわけではありません。

そこでリード文が必要となるのですね。

リード文には「このページにはこんな内容が書かれています」ということを端的に読者に伝え、本文を読んでもらうための先導の役割があります。

たとえば、私がCBDについて書いた記事では、リード文はこう書いています。

 

CBDはここ数年でとても注目されていますね。

CBDとはCannabidiol(カンナビジオール)の略称で、植物の大麻から抽出される天然の化合物のこと。

要するに植物から取れる成分の1つなのですが、扱いとしてはスーパーフードやサプリメントと同じです。

商品によって成分の配合割合が違ううえ、摂取方法もたくさんあります。

そのため、一体どの商品を選んでどう摂取すれば良いかがわからないという方もいるでしょう。

この記事では、CBDについて簡単に説明します。

そしてさらに、この度私が手に入れたCBD商品の説明・レビュー・摂取方法・注意事項などを紹介しますね。

 

引用:CHILLAXY製のCBDに初挑戦! 選んだ理由・種類・使い方・体感を紹介 - Sekime blog~パニック障害のWebライター、アレコレ語る~

 

簡単にCBDとは何かを説明したあと、本文に書いてある内容を紹介しています。

これで276文字。

後で述べますが、リード文は250文字程度までで抑えた方が良いとされています。

もう少し短くもできますが、個人的には300文字以内であれば読みにくさは感じませんので、これで良しとしました。

 

*リード文の書き方|コツ4つと例文

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書き方のコツを見ていきましょう。

ただし記事の種類によっては書き方もさまざまに変化するため、ここでは一般的なSEO記事のリード文という前提で紹介します。

次の4つを守れば、大体のリード文はあまり悩まず書けるようになりますよ。

 

・文字数は150~300文字程度

・共感を狙う

・記事を読めば何がわかるのかを書く

・KW(キーワード)をちりばめる

 

リード文のコツ①文字数は150~300文字程度

リード文はあまり長々と書いても喜ばれません。

本文まで先導すべき文章なのにそこを長くした結果、うんざりされてページを閉じられてしまうと意味がないですよね。

リード文の目安としては、150~300文字です。

100文字ではあまりしっかりした先導はできないケースが多いので、おすすめは250文字前後。

すっきりと本文の内容を伝えましょう。

 

私が初心者のときは、リード文で400くらい書いていました。

そしてクライアントに注意されたのですね。

「わかりやすくて良いですが、もうちょっと短くしてもらえれば……」という大層気を遣ってくださった修正を頂き、リード文ってどのくらいで書けばいいの? と調べた過去があります。

今から考えると恐ろしいことをしてました。

小説ちゃうぞ、自分っ! って突っ込みたくなるくらい、遠回りなリード文を書いていたのです…。恥ずかしい。穴掘って隠れたい。

 

ちなみに「リード文は本文を書いてからその要約として書く! だから最後に書くべし! 」って主張されているライターもいらっしゃいますが、私は最初に書きます。

理由としては、構成をする段階で本文に何を書くかはかなり細かく決まっているので、最後まで書かずとも内容要約ができるから。

また次から紹介する3つのコツを書けば、それで十分なリード文になるからですね。

というわけで、書きやすいタイミングは自分で決めてよいと思っています。

ただし以下の場合には、やはり本文を書き上げてからリード文を書く方がスムーズでしょう。

 

・構成を自分で作っていない
・ライティングを始めたばかり
・本文の内容が構成からずれがち

 

このような方は、本文の内容が最も頭に入っている記事作成の終了直後にリード文に取り掛かりましょう。

 

リード文のコツ②共感を狙う

リード文でしっかりと読者の共感を得られていると、離脱回避にとても有効です。

本文を読んでもらえる可能性が格段にアップしますよ。

共感とは、たとえばこんなこと。


「こんなことに悩んでない? 」
「こんなトラブルはない? 」
「そうそう、しんどいよね、困るよね」
「私もそうなんだけど」

リード文で読者が検索してきた目的をすくい上げるような文章を書くと、「これを読めば悩みが解決する! 」と感じて本文へ進んでくれます。

さきほど例に出した私の記事「CBDのおすすめ記事」では、リード文に共感を使いませんでした。

すぐに本文へ進んでいます。

しかし書くとすれば、こうなります。

 

・CHILLAXYのCBDってどうなの?値段は高い?
・吸ったときの満足感は?
・公式サイト以外に安く買えるところはある?

 

 この疑問文の部分が「共感」ですね。

そうそう、これが知りたいのよ! と読者が思えば、答えが書いてある本文を読んでくれるでしょう。

私が「共感」部分を書かなかったのは、リード文にCBDの簡単な説明を入れたため。

共感まで入れると文字数が多くなるので、やめました。

記事が私の個人ブログだからということもあります。

これがもし依頼された仕事で書いた記事であれば、やはり本文へと引き込むために共感を入れたでしょう。

また、共感を得るためには記事を書く前に「検索の意図」をしっかり把握しておく必要があります。
※検索の意図についての記事はこちら。↓↓

検索の意図がわかれば、それを疑問文にすることで共感を得るための文章はすぐに完成!

ほとんど悩むことはありません。


リード文のコツ③記事を読めば何がわかるのかを書く

個人的な体感としては、これが一番大切だと思っています。

リード文には「この記事を読めば何がわかるのか」を必ず書きましょう。

でなければ、タイトルを見て記事にたどり着きはしたけれど、この記事は本当に自分の悩みを解決してくれるのか? ということが読者にはわかりません。

もし記事本文が5000文字や8000文字だった場合、自分が探している情報へ行きつくまでに延々と興味のない文章を読まなくてはならなくなります。

うんざりしますよね、読む人の立場になれば。

そのためリード文には「この記事にはこんなことを書いているよ」と書くのです。

直後に目次を設定しておけば、読者は自分が読みたいところへスッと飛べてストレスを感じません。

 

私もこの記事のリード文には「この記事では、CBDについて簡単に説明します。そしてさらに、この度悩みに悩んで手に入れたCBD商品の説明・レビュー・摂取方法・注意事項などを紹介しますね」と書いています。

簡単でいいので、どんな内容が書いてあるかは述べるようにしましょう。

 

リード文のコツ④KW(キーワード)をちりばめる

SEO記事を書いている場合、検索上位になるためにはキーワードをリード文内にちりばめることも大切です。

検索エンジン(GoogleやYahoo!など)はページの最初の方でニーズに対して解決できるコンテンツを重視する傾向があるといわれています

つまり読者が検索した言葉(キーワード)が出現しているかどうかですね。

その記事のキーワードは、できるだけリード文にちりばめること。

ただし、無理にすべてを詰め込もうとすると不自然な日本語になり、読み手に不快感を与えてしまいます。

あくまでもできる範囲であることが大切。

キーワードを自然にちりばめて、検索上位を狙いましょう。

 

*こんなリード文はNG! 常に最後はリード文をチェックしよう

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では、これはやめとけというNGリード文について紹介しますね。

この4つです。

 

・ベネフィットなし
・長短が激しい
・自分語りばかり
・不安をあおりすぎる

 

1、ベネフィットなし

読者は何かしら自分のメリットとなるものを求めてページを開きます。

にもかかわらず、何のメリットもなさそうだとリード文で判断されてしまうとそこで終わってしまうのですね。

例)
リード文に悩む方は多いですよね。一体何をどうやって書けばいいの? そう考えて、あとは1文字も進まないというケースもあるでしょう。

ここではリード文について、意味や書き方などを紹介していきます。

 

例文では、この記事を読めばリード文について何かしらわかるんだなということ以外、情報がありません。

「クライアントにいつも修正される。今度こそ修正なしになりたい! 」
「離脱率が高いのは、リード文のせいだと思う。どうすればいい? 」

そんな悩みを持ってくる人にとって、この記事はタメになるでしょうか?

人はベネフィット(利益)を求めます。

そのため、リード文にもベネフィットを書きましょう。


例)
リード文に悩む方は多いですよね。一体何をどうやって書けばいいの? そう考えて、あとは1文字も進まないというケースもあるでしょう。

ここではリード文について、意味や書き方などを紹介していきます。

チェック項目を順番に理解すれば、ページ離脱が減るようなリード文が書けるようになりますよ。(クライアントから修正されないようなリード文がわかりますよ)。

 

例文は少々極端ですが、こんな感じで「読めば得られる何か」を明確に書くと良いですよ。

 

2、長短が激しい

リード文の長さについては前述しましたが、150~300文字程度がおすすめです。

150文字以内では短すぎるし、300を超えれば長すぎるかもしれないと考えましょう。

 

短い例)多くの方が悩むリード文について、書き方やコツなどを見ていきましょう。

 

これで34文字です。

「リード文」「書き方」「コツ」などのキーワードは入っていますが、共感もなければベネフィットもありません。

要するに、親切なリード文とは言えないのですね。

簡潔過ぎて読もうかなという情熱がさめます。

そして続いては長いバージョン。

 

長い例)そろそろ夏が近づいてきて、毎日気温が高くなっていますね。みなさんはお元気ですか? 熱中症は怖いのでこまめに水分補給をして、できるだけエアコンを使っていきましょうね。(中略)…ですので私もリード文に悩んでいました。ここで皆さんにリード文について調べたこと、気づいたことなどを紹介していきますね。

リード文について悩みがあるという方は、一緒に勉強していきましょう! 後半ではSEO対策についても少しだけ紹介しますので、そちらも参考にしてください。

 

想定500文字。

最初に記事については全く関係ない季節についての話があり、最後には「SEO対策」についても述べると書いています。

お前が書きたいのは何やねん!! そうツッコミが入ることでしょう。

「夏」「エアコン」「熱中症」「SEO対策」などリード文以外の言葉がたくさん入ってきているため、一体何について書きたい記事なのかがよくわからなくなっています。

書きたいことに集中し、「共感」や「キーワード」そして「ベネフィット」だけを入れていきましょう。

 

3、自分語りばかり

先ほど「季節の話は不要」と述べましたが、「自分語り」も同じく不要です。

私はこの記事の最初に「Webでライティングを始めて11年、真剣に取り組みだして3年になる関目です」と書きました。

これは自分語りではないのかというと、まあ自分語りですよね。

しかしこのケースでは、自己紹介の1つに当たります。

どういった人間がリード文について紹介しているのかを説明する文章ですね。

ライティングを始めて1週間目の人間が「リード文はこう書くよ! 」といえば、「え? 」となるのが一般的な反応でしょう。

あなた、1週間しか経験がないんじゃないの? と不安になるはず。

記事に対する信頼性が低くなります。

しかし「ライティングを始めて11年、真剣に取り組みだして3年」の人間であれば、単純に考えてそれなりの作業数はこなしていることが想像できます。

つまり、信用に値する人間だと思えるわけですね。

気を付けたい自分語りは、たとえば子供やペットの話など、その記事に直接関係ないことを延々と書く場合。

あんたの家のことなんてどうでもええがな! となり、離脱されてしまうので注意しましょう。

 

4、不安をあおりすぎる

読んだリード文に「これを読まないと絶対にいいリード文は書けません! このままでは一生修正がかかるライターになるかも……」などと書いてあれば、即ページを閉じませんか?

不安をあおることはあまりよくありません。

不安はあおるというより、ちょっと触れるという程度が正解。

あまり押し付けがましい文章は「ウザ」と思われる可能性があると覚えておいてくださいね。

 

私は先ほど述べたとおり、記事は上から順番に書いていきます。

リード文→本文→まとめの順ですね。

しかし最後に必ずリード文を読み直し、取りこぼしはないか、リード文に書いてあるのに本文にないものはないか、NGなリード文になっていないかをチェックします。

リード文は記事の大切な入口。

しつこいくらい確認しましょう。

 

*コツさえ押さえればリード文は恐るるに足らず!

ホーム, ラップトップ, タブレット, ライフスタイル, 技術, 青色のコンピュータ, 青Home, 青技術

何でもそうですが、Web記事のリード文にも書くコツはあります。

文字数・入れるべき内容・ダメな内容の排除、それを確認し、さらっと読めて目が滑らず引っかからない、本文への入り口にしましょう。

 

書くタイミングは自分の好きにしてよいと思いますが、最後、記事の提出前には再度見直すことを忘れないでくださいね。

 

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