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AmazonPrimevideo×海外ドラマ「ターミナル・リスト」シーズン1 あらすじ&キャスト&感想

去年、2022年の12月から観ようかな~観ようかな~やっぱりやめとこう…と離れていたアメリカのドラマ、「ターミナル・リスト」をようやく視聴しました!

なぜ遠ざけていたのかは、最後まで観てから自分で納得。

やっぱりこの底暗さを感じてたのね、私…。

シリアスは見るタイミングがとても大切。

とはいえ、主演のクリス・プラットさんは好きな俳優さんですし、2022年製作ドラマということで期待大!

いつものようにAmazonPrimevideoで視聴しました!

 

ターミナル・リストは2023年1月現在、AmazonPrimevideoのみ視聴可能です。

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こちらアメリカドラマとしては驚くほどの短い作品で、8話で終わりです。

休日に一気見もおすすめですよ~!

 

では、ターミナル・リストのシーズン1のあらすじやキャスト、感想を書きます!

 

*「ターミナル・リスト」とは?

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ターミナル・リストはAmazonPrimevideoで2022年の7月から公開が始まったアメリカドラマ。

ジャンルはアクション・スリラーです。

ジュラシック・ワールドの主演としても有名はクリス・プラットが主演だけでなく総製作指揮者でもありますよ。

原作はジャック・カーの「ターミナル・リスト」という小説。

カー氏は実際にネイビーシールズだった方のため、かなりリアルな描写があるとして人気です。

ターミナル・リストの意味は「復讐リスト」。

部下や家族を殺されたシールズの少佐による復讐劇です。

内容はシリアスオブシリアス!

笑いはゼロです。

家族での視聴は、正直おすすめしません。

恐らく子供さんには衝撃が強いうえ、意味がわからないと思いますので。

ワインやビールを用意して、じっくり浸ってみて下さい。

 

*「ターミナル・リスト」シーズン1 あらすじ

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20年の軍キャリアを持つジェームズ・リース少佐は、シリアでの特殊作戦につく。

極秘作戦で簡単な任務だったはずが、なぜか敵に待ち伏せされており部下の12人が死亡。

生き残ったのはリースとブーザーの2人だけだった。

NCISの取り調べで自分の記憶と通信記録の違いに驚くが、酷い頭痛と眩暈に悩まされながらも家族の元へ帰還。

ところがブーザーは不審な死を遂げるうえに、自分は何者かに襲われたあげくに妻子を殺されてしまう。

リースは陰謀を暴き部下と妻子の敵を討つため、戦友でCIAのベン、元軍パイロットのリズ、記者のケイティの協力を得ながら真実へと向かっていく。

 

*「ターミナル・リスト」シーズン1 キャスト

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ジェームズ・リース・・・クリス・プラット

キャリアの長いネイビーシールズの少佐。妻と娘がいる。自分が参加した作戦で部下を亡くし、失意のもと帰還。酷い体調不良の中、病院での検査中に襲われる。妻子を殺されたことで陰謀に気付き、記者や戦友の助けを得て調査を開始。復讐リストを作って敵を討っていく。

 

ベン・エドワーズ・・・テイラー・キッチュ

元ネイビーシールズで現CIA工作員。リースの元同僚で元同期、リースの家族とも付き合いがあったため彼に協力する。波乗りが趣味。

 

ケイティ・ブラニク・・・コンスタンス・ウー

記者。元従軍記者で、シールズの小隊がほぼ全滅したことに疑問を持ち、作戦について調べるうちにリースへ取材を申し入れる。リースに情報を流しながら、自分も正義のために取材を続ける。

 

ロレイン・ハートリー・・・ジーン・トリプルホーン

国防長官。白人女性で、作戦失敗のうえ殺人容疑をかけられたリースに同情的。軍人のケアをすべきと議会に進退をかけて迫る。

 

リズ・ライリー・・・タイナー・ラッシング

アメリカ陸軍の元パイロット。現在は民間のプライベートパイロットとして働く。かつでリースに戦場で命を助けられたことがあり、恩義を感じている。リースの娘、ルーシーの名付け親。

 

*「ターミナル・リスト」シーズン1 感想

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ここからはネタバレを含みます。まだ視聴されていない方はご注意ください。

 

とりあえず、シリアス・オブ・シリアスでした。

さっきもいいましたけど。

 

全8話と短めなんですが、ちょっと入り組んでいるのでここで話をまとめますね。

まず、アメリカが抱える深刻な問題に、軍人のPTSDによる自殺があります。

自殺までいかずとも怪我を負って障害を持ち、仕事ができず生きていけない元軍人や、普通の生活に馴染めず鬱になる元軍人がたくさんいるのですね。

国防長官のハートリーは、それを何とかしたかったわけです。

同じく兵士のためにも何とかしたかった化学者でニューべラム者のCEO、マイク・テデスコが、トラウマを植え付けず記憶を蓄積できる向知性薬を開発。

一方、マイクの作ったニューべラム社を買収したキャップストーンという会社のCEO・スティーブ・ホーンは兵士のトラウマ克服が悲願だったため、マイクとともに薬の実用に向けて開発をサポートします。

そこまでは良かったんです。

皆、国のために戦う兵士のことを考えていました。

ところが動物実験で副作用を確認。

人には打てないとホーンは一旦研究を凍結しますが、それまでにつぎ込んだ莫大なお金を何とか回収したかったんですね。

結局、軍の高官を買収してシールズの小隊にビタミン剤だと言って服用させ、実験をしました。

結果、小隊の全員に脳腫瘍が発生。

しっかり副作用が出たわけです。

これを隠蔽するため、小隊を罠にかけて全滅に持ち込んだのですね。

しかし、リースとブーザーが生き残ったため、話がややこしくなりました。

薬の副作用がわかっていながら兵士に投与し、さらに証拠を隠滅してニューべラム社を売りに出したかったホーンは焦ります。

そして弁護士を通じて殺し屋に依頼、ブーザーを自殺に見せかけて殺し、リースを襲うと同時にリースの妻子を殺害したのでした。

「PTSDで狂ったリースが、妻子を殺し自殺した悲劇」のように見せかけようとしたのでしょう。

 

ところが、リースがまたもや生き残ったわけです。

しかも陰謀に気付き、復讐を始め出します。

NCISだけでなくFBIも連邦捜査局も入り乱れ、リースをとらえようといろんな人が必死になる…。

 

うわあー、酷い話ですよね~。

マジでない。

せめて実験であること、副作用があることを兵士には伝えるべきでしたよね。

だってリースの脳腫瘍も、検査の結果、半年ちゃんと治療すれば元に戻れるって言われたわけだし。

つまり兵士たちを殺さなくても、彼らを連れて帰って治療を受けさせれば皆回復したんですよね。

まあそれは結果論ですし、実際には誰もそんなことを知らなかったため悲劇が起きました。

それに、復讐に燃えるリースは治療を拒否。

命を捨てて復讐を終わらせることを選びました。

医師にもらった薬が頭痛と眩暈、脳の発熱を抑えるため、薬を飲んでいれば彼はちゃんと動けたんですね。

リースは最初に怪しいと思ったNCISの捜査官を拷問。

相手が次の名前を吐けば殺し、リストに名前を書き加えては殺していくを繰り返します。

CIAに務めるベンの協力によって軍の高官や国防長官まで出てきたときは、さすがに絶句していました。

そりゃそうですよね…部下の死と妻子の死の原因を作ったのが自分たちのトップで、しかも彼らはお金を受け取っていたわけですから。

 

復讐劇は、こんないい方はアレかもしれませんが面白かったです!

軍での20年のキャリアと頭脳を使い、どんどん敵を追いつめては殺していくリース。

しかも毎回殺し方が違うんですよね。

薬殺、刺殺、銃殺、溺殺、爆殺。

バラエティ豊か!

最後の標的だった国防長官のロレインは、記者であるケイティにリースが「彼女はもう終わりよ!私が全部記事に書くから!!だからあなたは殺さないで!」と言われているのを聞いて、自殺しました。

というわけで、リースが殺したのはメインが7人と周囲の人間数十人(警備の人間など)、すんごい数でした。

国防長官のロレインは、本当にリースに同情し、申し訳なく思っていたようですね。

買収もされていないと言っていました。

ただ、副作用があると知っていたのに薬の使用を許可したという罪があります。

 

リースが無表情でどんどん復讐をしていくさまはすごかったですし、脚本も練られていたと思います。

まったく躊躇いく殺していくリースは、常に幻覚の中で部下や家族を見ていました。

すんごい悲しみと怒りだったでしょうね…。

 

ただし、んなわけあるかい!という点も当然ありましてですね…。

たとえば、瀕死の、体がでかくて血まみれの軍人であるリースが、どうやって一人で3週間も隠れ、傷を治したのか、とか。

同じく銃傷がある状態で3日程度食べておらず、しかも脳に腫瘍を持って薬なしだったリースが、自分でしかけた爆発に自分と一緒に巻き込まれた連邦保安官の女性を助けたあと忽然と消えたとか…。

多分、川に入って流されたって描写なんですけど。

いやいやいやいや!

そこはいくら気力が残っていたとしても、川に流されてたら体温も奪われるし体力はすでにゼロに近いはずだし、無理だろ!!!

とかね。

ライリーが待つ飛行場まで戻ってましたけど、えらく体奇麗になってんじゃん。

どこで風呂に入って食事してきたの?みたいな現れ方でした(;^_^A

まあ仕方ないですよね。

普通だったら死んでるけど、それ言ったらドラマにならないし。

 

最後、まさかのベンが敵の一人だったと知ったときは衝撃でしたが、まあ最初から怪しくはあったんですよね。

だって彼、献身的に協力しすぎる。

脳の腫瘍で幻覚もみていて、記憶が過去と今でごっちゃになっている人(ぱっと見普通におかしい人)の言うことを、いくら同期の戦友とはいえそんな信用するか?という。

ベンは、リースの小隊が全滅した作戦を立てた人間だったんですね。

だから当然薬のことも知っていました。

ベンは、彼らが死ぬのであればどうせなら軍服に包まれてほしいと思い、作戦が失敗して殉職したということにしたかったようです。

だけどリースは生き残ったし、なんなら罪のないリースの妻子まで殺されてしまった。

それはベンが望んだことでも、聞いていたことでもありませんでした。

だからベンにとってもリースの妻子の復讐ではあったし、リースに対する贖罪であったわけですね。

 

リースはベンの「お前に会えて、本当に嬉しい。…いいから、お前のリストを完結させろ」という言葉を聞き、泣きながらベンを殺しました。

これでターミナル・リストは終了!

リースは残り3カ月くらいの命のはずですが、ベンの船で地図をみてどこかへ行こうと船の進路を変えます。

ここでドラマが終わり!

シーズン2あるのかなあ…。

 

個人的には、ケイティ役のコンスタンス・ウーさんが良かったです。

リースに過度に同情はせず、自分なりの正義を貫こうと懸命でした。

あれぞ記者って感じ。

 

もしシーズン2があれば、ぜひ観てみたい。

だけど…なくてもいいかな~!

終わりとしては、綺麗だったし。

何せベンももういないわけだし。

 

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