2023年の8月、台風の季節真っただ中ですね。
最近の台風は今までとはちょっと違ったコースを取ることが多くなり、台風被害は滅多にない大阪に上陸することも増えてきました。
滅多にない……ということは、大阪の人々が台風に慣れていないということです。
ほぼ台風被害がなかった大阪生まれ大阪育ちの私は子供のころ、全国で台風の被害に遭われている方の存在をほとんど考えず、「非日常である台風」の到来を喜んでいました。
なんなら学校が休みになるのを期待してもいて、台風がそれると不満を口にしたりもしてましたね。
今考えるととても恥ずかしいですし、申し訳なく思います。
大人になり災害についての知識が深まり、さらに大阪でも2018年には台風によって甚大な被害を受けました。
今の私は、台風到来がどれだけ怖く厳しいことかわかっています。
台風の被害に怯える人々にとって、安全な過ごし方と備えがとても重要です。
特に、災害用品の準備は欠かせません。
そこで今回は、台風到来前に用意しておきたい災害用品や、あると便利なアイテムについて紹介します。
*台風直撃に備えよう! 最低限用意しておきたい災害用品
台風によって考えられる被害で直接的に困ることは、電柱や水道管の破損による停電や断水です。
自宅は無事であっても電気や水が使えないことは非常に不便ですよね。
そのときのために、日ごろから防災用品を準備しておくことがすすめられています。
まずは最低限準備すべきものについて説明しますね。
準備すべきもの①非常食
台風の影響で、外出がままならなくなります。
強烈な風雨で外出ができなければ、食べるものに困りますよね。
そのため、非常食の備蓄は必須。
栄養バランスの良いレトルト食品や缶詰、乾燥食品などがおすすめです。
我が家はすぐに取り出せるダイニングの物置に、こんな感じでレトルト食品やお菓子類を備蓄しています。
2022年にコロナ感染で家族全員が倒れたときにこの非常食を使ったんですが、そのとき足りないもの、病気では食べられないものが痛いほどわかり、内容を見直しました。
以前はカレーと白米、鯖缶くらいだったのですが、シチューやスープ系、果物の缶詰、お味噌汁、スナック菓子などを足しています。
▼コロナで非常食を利用したときの記事
▼便利な災害用レトルト食品
▼クラッカーやカンパン類セット
準備すべきもの②飲料水
台風の被害によって水道が止まる可能性があるため、飲料水の備蓄も重要です。
普段から非常用の飲料水は用意しておき、台風が来たら直前に飲み水をペットボトルや水筒に詰めておきましょう。
目安としては1人につき1日3リットルです。
参考:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~ | 首相官邸ホームページ
水も同じくすぐに取り出せるダイニングの物置に備蓄しています。
飲料水は、半年に1回の頻度で消費期限を確かめ、新しいものと取り換えていますよ。
▼災害時用 長期保存可能飲料水
それと、飲料水ではなくただの水も使用済みペットボトルに入れて備蓄しています。
こんな感じで。
手洗いやシンクで汚れを流す用ですね。
いよいよ台風が来るというときには、浴槽にも水を溜めておきましょう。
準備すべきもの③防災グッズ・用品
災害時に役立つ防災グッズも忘れずに準備しましょう。
代表的なものとしては、懐中電灯、ラジオ、非常用バッテリー、防犯ブザーなどがあります。
これらのアイテムは、停電や避難時に役立つだけでなく、心の安心感を与えてくれますよね。
ちなみに我が家は製品として販売されている防災リュックは買わず、すべて100円ショップで集めて準備しています。
その記事はこちらをどうぞ。
▼100均商品で防災リュックを家族分作った話
このリュックの中には応急処置キットも一緒に入れています。
包帯、消毒液、絆創膏、痛み止めなどの基本的な医療品ですね。
また、個人の薬やアレルギーに対応する薬も忘れずに入れておきましょう。
私はパニック障がい持ちですので、精神安定剤や抗うつ薬を入れています。
▼すべて揃ったセットは間違いない
そして、ガスコンロですね。
我が家はオール電化なので停電すると火が使えません。
そのため、災害時にお湯を沸かしたりで使おうとガスコンロを用意しています。
▼オール電化の家には必須
*台風時にあれば便利なもの
続いては、必須ではありませんがあると便利なアイテムを紹介しましょう。
あると便利なアイテム①防水バッグ
台風によって数日の間、雨が激しく降ることがあります。
そんな時には、防水バッグが役立ちますよ。
重要な書類や貴重品を入れておけば水没の心配がなく、貴重品を持ち運べます。
▼完全防水ポーチ2個セット
▼防水トートバッグ
あると便利なアイテム②ポータブル充電器
停電が起こる可能性があるため、スマートフォンや携帯電話の充電器も忘れずに準備しましょう。
ポータブル充電器は小型で持ち運びができるため、非常時に役立ちます。
大きめの容量のものを用意しておくと、家族全員で使えて便利です。
▼3000mAh・4in1ケーブル内臓モバイルバッテリー
あると便利なアイテム③ラジオ
台風の被害によっては、停電が起こります。
情報収集や避難情報を知るために、ラジオは必須アイテム。
電池式やソーラー充電式のラジオを準備しておくと安心ですね。
あると便利なアイテム④ポータブル電源
停電したときは、家中のコンセントが使えなくなります。
前述したようにポータブル充電器はスマホ用に必須ですが、その他にも小型の太陽光発電アイテムやポータブル蓄電池を持っておくととても便利ですよ。
猛暑の夏、停電で復旧までエアコンも使えなくなるとき、扇風機が使えると助かりますよね。
扇風機程度であれば数時間動かせるよう、ポータブルの太陽光発電や蓄電池は用意することをおすすめします。
ちなみに我が家はパニック障がいによって避難所へ行けない私のために、太陽光発電システムと蓄電池を住宅に導入しています。
停電時は冷蔵庫を優先して電気を使う設定にしていますが、これがあるだけで安心感はえらく違い、過度に停電を怖がることが減りました。
マンションなどでは自分たちの判断で太陽光発電システムや蓄電池導入はできませんが、ポータブルであれば準備はできます。
また、災害時以外にもキャンプなどで使えますよ。
*備えあれば患いなし! できることをして不安を少しでも減らそう
台風の被害に怯える人々にとって、災害用品の準備は欠かせません。
非常食や飲料水、防災グッズ、応急処置キットなどを備えることで、安全に過ごせます。
さらに、その他の便利なアイテムも準備しておくとより不安を小さくできるでしょう。
台風を人力でよけることはできませんが、災害時にも安全かつ快適に過ごせるようにできることはあります。
皆さんもしっかりと備えをして、台風に備えてくださいね。
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